転職活動中に「支配されてしまう」 3つの気持ちとは?

過去4回、転職活動をしていて(5社の経験)、もっとも転職活動が充実していた時ってどんな状態だったんだろう? と振り返ってみる事にしました。

「精神的な余裕」があったかどうか

「精神的な余裕」

たったそれだけ?で転職活動が充実する?と思われるかもしれませんが、転職活動時はこんな3つの気持ちに支配されがちです。

1.次の会社に入る事を、すべてのゴールにしてしまう
2.転職エージェントの登録期間である6か月以内に転職先を決めないといけない!とあせる
3.とにかく今の会社から逃げ出したいという気持ちばかりになる

次の会社に入った後が最も大切なのですが、入社そのものをゴールに設定してしまいがちです。その後に自分がどうありたいかを考える余地もなく、とにかく内定とあせってしまいます。さらに転職エージェントの担当者が、どんどん転職先を紹介してくるので、最初は迷いながらの転職もすっかりその気になってしまいます。そのうち求人もだんだん紹介されなくなり、なぜかあせります。

さらに会社を辞める理由にはネガティブな事が多いので、次の会社という逃げ道が決まった!と思ってしまいがちです。一刻も早くこの会社から出たいという思いが強くなります。在職中の転職を前提に話をしていますが、離職中の方はこれに経済的余裕という問題も加わります。

「早く転職先を決めないと、貯金がなくなってしまう」

経済的余裕がないと、お金が最優先になってしまってどんな転職先でも構わないという状況になってしまいます。こうやって周りの環境や自分自身で、いろんなものに支配されてしまいます。

精神的な余裕を持つ方法

「いい転職先がなかったら、今の会社に居続ける」

という選択肢をもつことです。とても簡単なようですが、転職スイッチが入るとなかなかこれができません。支配されていますから。

一度転職活動をスタートさせてしまうと、一貫性を自分の中で正当化したいという思いが強くなって、後に引けなくなります。

今の会社で働き続けるという気持ちを少しでも持てば、転職活動は 『今より良さそうなら、移ってみるか』という余裕になります。そうすると自分を追い込む事もなく、

『いや、まてよ?だったら今のままでいいのでは?』
『今よりその会社は本当にいいのか、実は今の方がよかったりしない?』

そういう考えを持つ事ができます。 支配されてしまいがちな3つの気持ちを理解しながら、転職しないという選択肢をもつ精神的余裕というのが実は大切です。自分が最も充実した転職活動ができた時は、この余裕がありました。

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ABOUTこの記事をかいた人

35歳転職限界説を突破して2回内定をGet、5つの会社を渡り歩いたジョブホッパー。人生トータルでは日系・外資系企業合わせて8回内定。ムダに転職活動経験が豊富で、転職エージェントを11社利用する。マネージャーとして面接官の経験もあるため、採用する側の論理も理解している。転職完全ガイド(晋遊舎)という本に、わたしの転職ノウハウが掲載される。