最近注目が集まる「共感転職」が危険なワケ

共感転職

 先日発表されたエン転職コンサルタントのアンケート結果 「共感転職」 が、いろんなネットメディアで取り上げられています。どれもアンケートの詳細まで踏み込む内容ではなかったので、大元のデータを見て考えてみたいと思います。

共感転職とは

自分と同じ価値観(理念やビジョン)を持つメンバーと働くことを基準に職場を選ぶこと。
引用元:http://consultant.en-japan.com/enquete/report-109/

全体の71%の方が「転職の際に価値観を確認している」という結果になりました。そりゃそうだ・・・ このアンケートの中には、転職先を選ぶ3つの基準として、

・社風・職場の雰囲気
・一緒に働く人の価値観
・企業理念

上記が重要かどうかをアンケート調査しています。すると 「社風・職場の雰囲気が最も大切」 と答える人が多いという結果になっています。1日8時間近くオフィスにいる事を考えれば、とても大切です。

しかし・・・

3つとも転職先を選ぶ基準というよりかは、入社後働いていく上で大切な基準ではないかと。この中で唯一転職前に分かるのは、ホームページに載っている企業理念くらいです。この企業理念もふつーな会社が大半なわけで、面白法人カヤックぐらい変わってないと判断基準にはなりません。ほとんどの企業理念は志高すぎて、経営者以外に刺さらなかったします。

社風・職場の雰囲気は面接の時に職場内を通過すれば、なんとなくは分かりますが一瞬な事なので厳しいですし、働く人の価値観も面接官から判断するしかありません。本当にこれらを基準に転職先を選ぶならば、実現できる方法はひとつしかありません。

「信頼できるコネを見つける」

友人や元同僚、元上司がその職場に居れば、これら情報を事前に入手することができます。コネなしでネットだけで情報を集めようとすれば、入社前にネガティブ情報にまみれてしまって、モチベーションがダウンしてしまいます。

全体の71%の方が「転職の際に価値観を確認している」という人はどこで確認しているかというと、ほとんどが「面接官との話の中で」と回答しています。口コミを調べるという回答もありましたが、面接官が唯一の方法だとわたしも思います。

でも、面接官だってそう考える候補者が多い事は知っていて、当然対策済みです。暇つぶしで面接官をやっている会社は少ないので、それなりの人が面接官をやってます。この方法は唯一使える価値観を確認できる方法であることは間違いないのですが、面接官と一緒の部署で働くかどうかも分からないし、仕事上全く無関係な事だってあるのです。

経営者レベルと話す時は有効な場合もあります、そういった人たちの考え方が明らかに賛同できなければ価値観は大きく違うと言えます。

「共感転職」 確かにステキな言葉なんですけど、現実はかなりハードルが高い転職方法だと思います。面接官を基準にすることは唯一の方法ですが、その基準に傾倒しすぎるのは本当に危険ですよ・・・


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共感転職

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ABOUTこの記事をかいた人

35歳転職限界説を突破して2回内定をGet、5つの会社を渡り歩いたジョブホッパー。人生トータルでは日系・外資系企業合わせて8回内定。ムダに転職活動経験が豊富で、転職エージェントを11社利用する。マネージャーとして面接官の経験もあるため、採用する側の論理も理解している。転職完全ガイド(晋遊舎)という本に、わたしの転職ノウハウが掲載される。