「同期が昇進!」遅れや差に嫉妬したあの夜の出来事

同期の昇進

わたしが入社した半年後に、年上の女性Aさんは入社しました。

実質同期みたいなもので、同僚として4年ほど一緒に仕事をしました。プライベートでのおつきあいはなかったのですが、仕事では協力してお互い部署を一緒に引っ張るような立場になっていました。4年経ったある日、わたしは上司に呼ばれこう告げられます。

上司: 「Aさんがシニア職(ヒラのひとつ上で、マネージャー職のひとつ下)へ昇進が決まったから」

当時のわたしは昇進意欲マンマンで、実績も十分と思っていたうぬぼれ屋さんでした。部署を引っ張っている意識もあったし、自分が次はシニア職で間違いないと思っていたのです、しかし昇進したのは半年遅れのAさんでした。

わたし: 「なんで、自分が選ばれないんだ!!年齢のせいか!」

嫉妬と失望で絶叫しましたが、結果が覆ることもなく当時仲良くしていた別の上司Bさんに相談しました。Bさんはこう慰めてくれました。

Bさん: 「次は絶対、昇進できるから。きみしかいないんだから、間違いないって」

この絶叫から1年後、今度はAさんがマネージャーになり、わたしはシニア職としてAさんの部下になることになるのです。

後日分かったまさかの裏切り

だいぶあとになって分かった、衝撃の事実・・・わたしが相談していた上司Bさんは、わたしの昇進を絶対に認めないという人事を行っていたのです。それまで4年間、会社以外でもお付き合いをして、何度も飲みにいって、家にまで遊びに行った仲です。そんなBさんがまさか、自分の昇進を認めないとは・・・

激しい人間不信に陥った私は、誰も信用できなくなりました。なぜあんなに仲がよかったBさんがそんな人事をしたのか。その後Aさんが退職し、わたしが次にマネージャーになりました。初のマネージャー経験を積み、その会社を退職するのですが、まったく違うルートからこのBさんがわたしの昇進を認めない理由が明らかになるのです。

なぜわたしは昇進できなかったのか?

「あなたの給与水準が高いことに納得せず、嫉妬していたんだよBは。」

Bさんの2年後に入社したわたしでしたが、前職の給与がよかったので年齢の割には給料をもらっていました。Bさんは大企業にいらした方なのですが、給料は少なめ。後から入ってきたのに、なぜ自分のほうが給料が低い!という嫉妬からの報復人事だったのです。

人間不信が極まったのは間違いない事実ですが、この事件があってから心の底からわかったことがあります。それは、

「評価は自分で決めるものではない、人が決めるもの」

ということです。自分で実績があると思っていても、その通り昇進に反映されるわけでもありません。この事件以来、わたしの昇進という野心は消えました。役職も年収も追い求めず、しれっと働いていればいずれついてくるものだ! そう思えるようになったのです。

Bさんとはおそらく一生連絡を取ることはないと思いますが、嫉妬していたAさんにはすべてを告白。あなたが先に昇進したことを快く思ってなかったこと、嫉妬していたことを伝えました。一方で自分はなんて小さい人間なんだということも伝え、会社を辞めた今でもお付き合いがあります。

これほど強烈な人間不信は最初で最後だったのですが、この経験から自分自身がとても成長したと感じることができました。人との比較を止めるようになったのも、ちょうどこの頃です。同期の昇進に嫉妬しているあなたも、自分自身を過信していませんか?評価はあなたが決めるものではなく、周りが決めるものです。

実際、50歳になってもこういった嫉妬心を持っている人はたくさんいます。嫉妬を仕事のパワーにうまく変換している人もいますが、他人にぶつけたりして人間としての評価を落とし続けている人も多いです。多くの場合、自分の実績が積み重なっていけば、ポジションも給料も自然とついてきますよ。


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35歳転職限界説を突破して2回内定をGet、5つの会社を渡り歩いたジョブホッパー。人生トータルでは日系・外資系企業合わせて8回内定。ムダに転職活動経験が豊富で、転職エージェントを11社利用する。マネージャーとして面接官の経験もあるため、採用する側の論理も理解している。転職完全ガイド(晋遊舎)という本に、わたしの転職ノウハウが掲載される。