仕事ができない・使えない、リストラされても 「その評価」 は間違い

リストラ間違い

「ホント、あの人使えないよね~」

飲み会でいう同僚。

「申し訳ないけど、12月をもって・・・」

リストラを言い渡す上司。よくある光景ですが、この同僚も上司も本当に使える人なんでしょうか?この同僚も上司も転職したら、他社で一線級の戦力となり得るのでしょうか?まれに一線級で活躍できる人もいますが、ほとんどそれはないです。

遅刻しまくったり、納期が守れなかったり、クライアントに迷惑をかけたりして評価を落とした場合、これは仕事ができない、使えない、リストラされてもしょうがありません。また仲間からの信頼が全くないような人も、評価されなくて当然です。こういった人間性や一般常識を凌駕するような、スペシャルスキルを持っている人は本当にたまにいますが、ほとんどはこういったことが評価に影響します。

では、「同僚を使えないという人と言われる人」「リストラを言う人、言われる人」この差は一体なんなのか?

会社固有のスキルに長けている人

この上司も同僚も、この会社での固有のスキルに長けている人たちです。勤務年数が長い分、他部署に顔が利きますし、信頼関係も築いています。多くの人が転職直後に悩むのは、こういった顔利きがなく、信頼がないので思うように仕事が進まないからです。前の会社ではうまくいっていたものもうまくいかない・・・これはやむを得ません。

顔が利くし、信頼もあるから、多少自分に不利なことでもうまく自分が有利に働くようにすることもできます。この同僚が言った「あの人使えないよね~」というのも、ポジショントークの可能性があります。あの人が使えない=自分の方が上 というイメージを、周りに植え付けることができます。

とにかくこの上司、同僚ともに、「今の会社では」最強のスキルを持っているわけです。ところが、次の会社で同じような評価を得られるかと言えば、全く違います。ひょっとしたら自分が使えないと言われることもあれば、リストラに合う事もあるわけです。

自分は仕事ができない・・・、リストラされてしまった・・・ という悩みは、実は転職してしまうと評価が一変してしまうということはよくあることです。たまたまその会社が合っていなかっただけであって、自分を全否定してはいけません。

最も危ないのは、その会社固有のスキルの中で評価されていることで、本当の自分の能力に気づかず天狗になってしまっている人です。天狗になってしまっているくらいなら、自分は仕事ができない・・と悩んでいる人のほうが、転職はきっとうまくいきますよ!

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ABOUTこの記事をかいた人

35歳転職限界説を突破して2回内定をGet、5つの会社を渡り歩いたジョブホッパー。人生トータルでは日系・外資系企業合わせて8回内定。ムダに転職活動経験が豊富で、転職エージェントを11社利用する。マネージャーとして面接官の経験もあるため、採用する側の論理も理解している。転職完全ガイド(晋遊舎)という本に、わたしの転職ノウハウが掲載される。