人事採用の型にはまり過ぎて、脱力感を忘れている「創造的脱力」を読んで

創造的脱力

若新雄純さんの新著「創造的脱力」を読みました。若新さんと言えば、福井県鯖江市に作ったJK課やニート株式会社、ゆるい就職、志望企業を占いとくじで決める「ベツルート」など、とにかくキャッチーな仕掛けをされる方です。

自分の天職は何歳で見つけられる?「ベツルート」から学んだ大切なこと

2015.03.05

朝のMXテレビ情報番組「モーニングCROSS」のゲストとして登場され、毎回「そう来たか!」と思わせる視点の違ったコメントで楽しませてもらってます。本のタイトル通りの脱力感は画面を通しても伝わってくるのですが、いつも斬新なアイディアで楽しませてくれるその根幹には、いい意味での「脱力(柔軟さ・ストレッチ)」が備わっているからと、本を読んで改めて思いました。

キャッチーさにばかり注目し、それを批判する旧勢力。しかし、なぜキャッチーにったのかのプロセスを本で読み解くと、なるほどな!と感じるし、「むしろこの脱力感を忘れかけているんじゃないか、多くの人は?」そう思います。またこの脱力が、いい感じで旧勢力の考えを溶かしていきます。

わたしも型にはまったミーティングが大嫌いで、オフィスを出て街のカフェでフリートークしてもらい、そこでみんなの言ったことをまとめるという事をしたことがあります。これでも珍しいことかもしれませんが、本を読むとこれでも7割程度の脱力でしかありません。

転職ブログですので、この本の中で特に関係するなと思った一文がこちら。

ふつうの就活って、本当に大事な議論をさせなくしている仕組みが多すぎると思うんですよね。時間の制約とか、ディスカッションの方法とか、それに加えて服装がどうとか・・・(略)そんなことばっかりいってたら、何が大事なのかわからなくなる。

転職に置き換えても同じですよね。

弊社を受けた理由はって聞かれたら、「キャリアアップのため」と答える。ネガティブな退職理由は言わないなどなど、転職面接も型どおりだったりするんですよね、特に人事部の行う面接って。それで何が分かるんだろう・・・

2015年1月にご紹介した「キャリアストレッチ」ですが、この本とも共通しています。花田光世慶應義塾大学総合政策学部教授の「働く居場所の作り方」はより詳細で学問的に、若新さんの本はゆるく実践的で面白く書かれています。合わせて読むと、とてもいいと思います。

自分の頭が凝り固まってしまったな!と思った人が、年末年始に頭を柔らかくするために読むにはオススメの1冊です。転職を考える人が、直接的な転職ノウハウ本を読むことをお薦めしません。こういう新たな発想を入れたほうが、プラスになるとわたしは思います。

時代は「キャリアアップ」から「キャリアストレッチ」へ変化している

2015.01.08

 


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創造的脱力

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元リクナビNEXT編集長が始めた「年齢ではなく実力で勝負できる世界」を目指した転職支援サービスです。

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ABOUTこの記事をかいた人

35歳転職限界説を突破して2回内定をGet、5つの会社を渡り歩いたジョブホッパー。人生トータルでは日系・外資系企業合わせて8回内定。ムダに転職活動経験が豊富で、転職エージェントを11社利用する。マネージャーとして面接官の経験もあるため、採用する側の論理も理解している。転職完全ガイド(晋遊舎)という本に、わたしの転職ノウハウが掲載される。