JACリクルートメントの決算から分かる強い業界・弱い業界とは?

JACリクルートメント

大手転職エージェントのJACリクルートメントが業績を拡大しているというニュースを見ました。

人材紹介業のジェイエイシー(JAC)リクルートメントは、景気回復を背景に業績を拡大している。2015年12月期の売上高は前期比14%増の105億円となる見通しで、10年度に比べると2.5倍の水準にまで拡大した。その原動力となっているのがグローバル関連の領域。松園健社長は「まだまだ伸び代がある。コンサルタントの数を増やしてさらに強化したい」と語る。
引用元:http://www.sankeibiz.jp/business/news/160114/bsl1601140500003-n1.htm

12月期の決算短信が出ていたので、売上がどうなっているか見てみました。

JACリクルートメント業績

最初見たとき、下から2番目のインターナショナルが下がっているので、引用したニュースと違うのかな?と思ってしまいました。JACの案件の半分強が実はグローバル案件(海外関連求人)なんだそうです。だからどのセグメントにも、グローバル案件は含まれているということになります。

支店=地域と考えることもできるので、首都圏はもちろんのこと、中部圏、関西地区も業績が拡大していて、全国的に求人数も相当増えているんだろうなということが推測できます。しかし売上なので、求人数が増加しているのか、年収の高い人にシフトしたのか分かりません。そこでもうひとつ資料があったので、こちらも引用します。

JAC求人数

これは決定人数なので、当然求人数も多いと推測できます。有効求人倍率は増えていると言われていても、こうやって一企業のデータを見てやっと実感がわく感じです。次に業種です。

JAC業種別
これを見ると、その他を除いて1番伸びている業種はIT・通信業界です。次に金融業界。転職市場でも流動性の高いこれら業種の売上が伸びているということは、市場も活況なんだろうなと思います。この数字は売上ベースなので、件数も手数料(応募者の年収)も多くなっているということが伺えます。

表を見ると、どの業種もまんべんなく好調ということが伺えます。昨年8月に東証1部上場していますので、その直後の決算で悪い数字を出すということもあまりないとは思いますが、それでも業績好調というのはわたしたちにとってはありがたいことです。

ちなみにわたしのところにもすでに6年のお付き合いになりますが、案件の紹介は相変わらず来ます。職務経歴書とかアップデートしてないんですが、大丈夫ですかね?

公式サイト:JACリクルートメント

わたしが最もお世話になった転職エージェント→   リクルートエージェント

35歳以上の方のための転職支援サービス
日本全国3万人の経営者にあなたの職歴をダイレクトに打診!



元リクナビNEXT編集長が作ったミドル世代専門の転職支援サービスです。求人を公開していない企業の経営者に、匿名で経歴情報を売り込むことで、あなたの活躍可能性が格段に広がります!






コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください

ABOUTこの記事をかいた人

35歳転職限界説を突破して2回内定をGet、5つの会社を渡り歩いたジョブホッパー。人生トータルでは日系・外資系企業合わせて8回内定。ムダに転職活動経験が豊富で、転職エージェントを11社利用する。マネージャーとして面接官の経験もあるため、採用する側の論理も理解している。転職完全ガイド(晋遊舎)という本に、わたしの転職ノウハウが掲載される。