【2016年版】転職コンサルタントによる35歳以上の求人動向について

2016年転職市場動向

エン・ジャパンさんの「ミドルの転職」というサイトでやっているアンケートが、気になったので取り上げます。

2016年・35歳以上の人材の求人数が増える・・・73%

安心したくなりますが、円高、株価低迷、原油安などグローバル的な要因で失速すると考えている方もいます。その中でも気になったのが、”35歳からの転職トレンドで今後増えそうなもの” という答えです。

首都圏から地方への転職・・・43%
同業種への転職・・・42%
異業種への転職・・・32%

コンサルタントの皆さんは、地方創生というキーワードを挙げていたり、親の高齢化、家庭環境の変化で出身地に帰るという動きが強まると見ています。

なんとなく首都圏で仕事をしているとそれだけで、地方よりも優位なイメージを持ってしまいがちです。実際は個々の会社に依存することが大きく、場所は関係しません。地方に住んでいる方も、なんとなく東京から来たらその人はすごい!的な見方をしてしまいがちですが、単なるブランド志向に過ぎません。

大企業出身者が仕事できると思ったら、歯車的な仕事しかしてなくて中小企業になじめなかったり、地方にも順応できなかったりという例はよくあります。場所も企業名も関係ない、あくまで個人単位です。

求人が増加する年齢層

40歳~44歳・・・72%
35歳~39歳・・・68%

あれ?まさか40歳の方が、30代後半よりも上です。マネジメントスキルのニーズが必要と考えているコンサルタントの意見が多いです。確かに30代後半だとマネージャー職になっていたとしても、経験年数が短くて敬遠されるということがあります。

マネジメントスキルって、研修や本などで勉強しても、やはり実践が大切です。研修で学んだところで、教科書通りにマネジメントはいきません。海千山千的なところもないと、マネージャーとしてストレスが溜まってしまいます。

そこそこマネジメントの経験年数を積んでいて、その中でも比較的若い40代前半のニーズが高いというデータに妙に納得しました。

答えの1位をつなぎ合わせていくと

40代前半でメーカー、営業マーケティング系の課長クラスが求められているという結果になっています。上記を組み合わせると、地方の中堅企業という条件も加わります。

さらにマネージャーというよりも、プレイングマネージャーというキーワードも見て取れます。わたしはプレイングマネージャーは、部下と業務の距離が近づくので割と好きなスタイルです。浮世離れした上司がマネジメントしていて、承認のためだけにいるようなタイプは今後どんどん淘汰される時代が来ているようです。

詳しくは、こちらの記事をご覧ください。

転職コンサルタントの本音「2016年の転職市場予測「ミドル人材の求人動向」について」|エン ミドルの転職転職コンサルタントの本音「2016年の転職市場予測「ミドル人材の求人動向」について」|エン ミドルの転職

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ABOUTこの記事をかいた人

35歳転職限界説を突破して2回内定をGet、5つの会社を渡り歩いたジョブホッパー。人生トータルでは日系・外資系企業合わせて8回内定。ムダに転職活動経験が豊富で、転職エージェントを11社利用する。マネージャーとして面接官の経験もあるため、採用する側の論理も理解している。転職完全ガイド(晋遊舎)という本に、わたしの転職ノウハウが掲載される。