35歳以上の人が面接されるときは「ストーリーテラー」で挑もう!

35歳からの面接

ストーリーテラー というコトバがあります。

ストーリーテラー(storyteller)
話のじょうずな人。特に、筋の運びのおもしろさで読者をひきつける小説家。
引用元:http://dictionary.goo.ne.jp/jn/119072/meaning/m0u/

そもそも話の上手な人は、面接も受かりやすいのですが、ここで言っているストーリーテラーとは少し意味合いが違います。

例えば、1万円のTシャツが販売されていた場合、多くの人が「高い!」と感じます。ここにいろいろとストーリーを加えていきます。

  1. 日本製
  2. 職人の手縫いで作り上げた、数量10枚の限定商品
  3. 世界で最も高い綿糸を使った、綿素材

この話はフィクションですが、最初に1万円のTシャツと言われたときより、これらストーリーが加わったことで1万円でも安いかな?と思うようになった人は、多いのではないでしょうか?

同じようなことは面接でも起こる

「前年同月比、300%を達成」

こう職務経歴書に書いてあったとして、面接官はどう思うでしょうか?とりあえず「すごい!」と思うかもしれません。しかし、どうすごいのかは、よく分かりません。そこでストーリーを加えていきます。

  1. その前の年は200%の達成で、そこからさらに300%伸ばした
  2. 販促費ゼロという条件下の中で達成した
  3. すばらしい成績を収めた前任者の退職というアクシデントがあったが、引き継いだあとそれ以上の成果を収めた
  4. 自分でもここまで頑張れるとは思ったなかったが、いまこの瞬間を懸命に頑張ったら、結果がついてきた

1から3のストーリーを加えただけで、だいぶ印象が変わったかと思います。4のような本人の感想というか、感情的で抽象的なものでも、1から3のストーリーがあることで、4がいきてきます。

簡潔さを求められる職務経歴書に、ストーリーを盛り込むことはなかなか難しいこともあります。しかし、至極のストーリーならば、盛り込んだほうがいい場合もあります。

「ものがたり(ストーリー)」を加えることで、職務経歴書が輝いたものになります。そして面接でも、その「ものがたり」で心動かされる面接官もいます。簡潔で淡泊な履歴書、職務経歴書を、ストーリーテラーになって、光り輝くものにしてみてください。35歳を過ぎている方ならば、たくさんのものがたりをつむぐことができるはずです!

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ABOUTこの記事をかいた人

35歳転職限界説を突破して2回内定をGet、5つの会社を渡り歩いたジョブホッパー。人生トータルでは日系・外資系企業合わせて8回内定。ムダに転職活動経験が豊富で、転職エージェントを11社利用する。マネージャーとして面接官の経験もあるため、採用する側の論理も理解している。転職完全ガイド(晋遊舎)という本に、わたしの転職ノウハウが掲載される。