電通社員過労死のニュースに思う「わたしもそうしてきたから理論」

電通新入社員の過労死のニュースが、話題になっています。

わたしは仕事において、「辞めたい」と思ったことは数えきれないほどありますが、「死にたい」とまで思ったことがありません。「その行為に至る勇気」がなく、想像するだけで怖いです。もし、その行為に踏み切るだけの勇気があったら、何か別のチャレンジでその勇気を使いたいと思っています。もちろんこのケースの場合、そんな勇気をどこで使うとか考えられる状態でなく、完全に思考停止状態になってしまうんでしょうね・・・

常に「逃げ道」を作っておく

わたしのように、5社ほど経験のある人間はジョブホッパーと言われますが、常に「逃げ道」を作っています。具体的に言うと、

「いつでも、辞めてやる!」

と思って、仕事をしていました。入社して3か月もすると、そういった気持ちが芽生え始め、時間が経過して会社に馴染んでくると、そういった気持ちも少しずつ消えていくのですが、心の奥底には常に「辞めてやる」カードは持っていて、いつでも出せるようにセットしていました。

自分でそのカードを出す出さないの感情コントロールができているうちはいいのですが、そういった願望が芽生える頃というのは、アンダーコントロール状態になっています。そうなると、周り(友人、同僚、上司)がアラートを出すしかないのですが、電通という企業文化なのか、広告業界全体がそうなのか、アラートが出ない状況になっているんだと思います。

そして、もうひとつ。多くの人が新入社員に対しては特に、こういう感情が働きがちではないかと・・・

わたしもそうしてきたから理論

自分が苦労して通ってきた道は、新人も通ってほしいと考える先輩が多いです。本当は自分が苦労して得たノウハウを伝授して、後輩は同じ苦労をしなくていいようにすべきと思ってます。自分が3年かかって得たノウハウは、後輩は1年で習得してもらうべきです。しかし、同じ苦労を味わってほしい、じゃないと成長しないという、根性論はまだまだ根強いです。

また、下からの突き上げも怖いので、惜しげもなくノウハウを伝える先輩も少なく、わざわざ遠回りをさせてしまいます。苦労して、先輩の背中を見て、覚えなさい!わたしも苦労したのだから、あなたも苦労しなさいと。

まるで職人の世界のようなことが、会社員生活の中では起きます。一定の苦労は必要なのかもしれませんが、ニュースのような状態になるまで追い込むような環境は決して許されるものではありません。周りの目が、とても大切です。しかし新入社員に対しては、体力もあるしムリがきくと考えるから、そういったアラートも働かない。新入社員こそ、目を配る必要があるのかもしれません。


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ABOUTこの記事をかいた人

35歳転職限界説を突破して2回内定をGet、5つの会社を渡り歩いたジョブホッパー。人生トータルでは日系・外資系企業合わせて8回内定。ムダに転職活動経験が豊富で、転職エージェントを11社利用する。マネージャーとして面接官の経験もあるため、採用する側の論理も理解している。転職完全ガイド(晋遊舎)という本に、わたしの転職ノウハウが掲載される。