ライフシフトという本に登場する未来の新しい3つのステージとは?

LIFE SHIFT

リンダ・グラッドンさんの新刊「LIFE SHIFT」を読み終えました。

こういった未来の働き方を示す本が好きで、「Amazon GO(レジで行列や支払いをせず、そのまま店を出てもきちんと決済される)」のようなテクノロジーの発表は、今後も次々と登場すると思われます。コンビニ店員さんの未来像が見えつつ、オーナー側は人件費削減につながると喜んでいることでしょう。

本の中にあった、3つのステージのお話が面白かったのでご紹介します。

エクスプローラー

探検者と訳されるこのステージは、自分という存在の境界を広げ、固定観念から脱却するような人たちです。様々な可能性を試すこのステージは、若いときだけだと思われがちですが、40代半ばや70代以降でもこういったステージが今後は現れると予想されています。

35歳に到達する前に、キャリアを勝手にFIXしてしまう企業、あるいは自分自身とは対照的な考え方ですね。

インディペンデント・プロデューサー

自分自身で小さなビジネスを起こす人を指します。永続的な企業を作るのではなく、一時的なビジネスでも構いません。失敗しても深刻な結果にならないレベルなので、とにかく実践をします。無形資産(評判やスキル、知識)が身に着くので、未来の仕事にもつながるといいます。

ポートフォリオ・ワーカー

異なる種類の活動を同時におこなうのが、ポートフォリオ・ワーカーといいます。年齢に関係なく、いろんな仕事であったり、地域コミュニティに参加したり、活動をする人のことです。資産運用をするとき、ポートフォリオを組むとよく言いますが、仕事においてもその考えを用いているから、そういうネーミングになったのかな?と勝手に推測しています。

資産運用をするとき、FX1本でハイリスク・ハイリターンを目指す人は少数かと思います。株式だけでなく、元本割れしない資産などに投資して、リスクヘッジをするはずです。しかし、今の会社員の働き方は、いわばFX・・・いや株式投資1本でキャリアを築いている方が多いです。

でもって、株式投資の運用方法しか分からないものだから、債券を購入したり、FXに手を出そうにも習慣になってしまって、次に踏み出せないということです。だから株式投資をやりながら、他の投資方法も試してみる・・・副業はまさに、この考えと合致します。

これら3ステージを、行ったり来たりするのが当たり前になるとのこと。今のステージは3ステージしかなくて、教育→仕事→引退とほぼ決まっているのですが、そうではなくなるという働き方の未来・・・とても楽しみです!

LIFE SHIFT(ライフ・シフト)

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リンダ グラットン, アンドリュー スコット
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ABOUTこの記事をかいた人

35歳転職限界説を突破して2回内定をGet、5つの会社を渡り歩いたジョブホッパー。人生トータルでは日系・外資系企業合わせて8回内定。ムダに転職活動経験が豊富で、転職エージェントを11社利用する。マネージャーとして面接官の経験もあるため、採用する側の論理も理解している。転職完全ガイド(晋遊舎)という本に、わたしの転職ノウハウが掲載される。