この季節になると思い出す「ボーナスなし」は会社員の感性を研ぎ澄ます

ボーナスゼロ

数年前に、ボーナスゼロという経験をしました。

昔は年俸制で年収を17分割して、その2ヶ月分がボーナスみたいな会社にいたこともあったので、そういう給与体系ならばボーナスゼロということもありません。2つ前の会社はなんとなく年収は開示されるものの、いまいちボーナスだけは安定しない外資系企業でした。

入社してからボーナスは下がる一方で、会社の業績をみると確かにそうなのですが、その日は突然やってきました。全社ミーティングが招集され、突然社長が泣きながらこう言いました。

『申し訳ないのですが、みなさんのボーナスは今回はありません』

その全社ミーティングはえらく紛糾しました。ボーナスで住宅ローンを組んだりしている人がいるわけで・・・とはいえ文句を言ったところで、ボーナスが復活するわけもなく、えらく会社の空気が悪くなった事を覚えています。外資系なはずなのに、えらく日本の風習を訴える社員がいっぱいいました。

『日本人は、ボーナスを考えて生活しているんだぞ!』

って。同時にリストラも発表され、数か月後に会社を去るメンバーをみて、さらに空気が悪くなりました。

私は賃貸に住み続ける派で、35年ローンを組むという発想はありません。住宅ローンのために縛られた生活を送るのがいやなのと、いつ何が起こるか分からないというのが根底にあります。あとはローンが足かせになって、転職を自由にできないってのが嫌です。退職金をローン返済のあてにして、いやな思いをしながら働き続ける人生を送りたくないというのもあります。銀行のローンを組む際に、まだ勤続年数を書く欄は存在しているのでしょうか?

あれから私はボーナスというものは、年俸制の会社以外はいつゼロにされてもおかしくないんだなぁ・・・って思うようになりました。この感覚はボーナスだけではなく、雇用されることもそうですし、毎月ベースアップするであろう月収も、どこかでカットされることも考えるようになりました。

その緊張感を1回体感しておくと、会社の業績に敏感になります。業績が悪化すると、次のボーナスは出なくなるとか、リストラが始まるとか、そういうアンテナを研ぎ澄ましておくこと自体は悪くないと思います。紛糾した全社ミーティングの同僚の姿を冷静に見ることができ、わたしは絶叫したくないなぁと強く思った数年前の12月のお話です。


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ボーナスゼロ

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元リクナビNEXT編集長が始めた「年齢ではなく実力で勝負できる世界」を目指した転職支援サービスです。

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ABOUTこの記事をかいた人

35歳転職限界説を突破して2回内定をGet、5つの会社を渡り歩いたジョブホッパー。人生トータルでは日系・外資系企業合わせて8回内定。ムダに転職活動経験が豊富で、転職エージェントを11社利用する。マネージャーとして面接官の経験もあるため、採用する側の論理も理解している。転職完全ガイド(晋遊舎)という本に、わたしの転職ノウハウが掲載される。