直接リクナビNEXT担当者から聞いた2014年の「転職市場」の状況とは?

リクナビnext

リクナビNEXTリクルートエージェント を運営している、株式会社リクルートキャリアのリクナビNEXT担当者の方と直接お話をする機会がありました。

2014年は2013年以上に転職市場が活況!

2013年も実はお話を聞いたのですが、その時はリクナビNEXT登録者が2012年比較で140%増という驚異的な伸びでした。今回はというと、130%増。2013年の驚異的な伸びから、さらにリクナビNEXT登録者数が伸びています。同様に、人材紹介会社であるリクルートエージェントの登録者数も、2013年比較で120%増ということでエージェントも活況です。

背景には有効求人倍率の伸びがあります。2013年前半の有効求人倍率は0.75を付近をうろうろしていたのですが、2014年前半は0.90付近で推移。最終的には1.0倍を超えています。

リクナビNEXTで求人の多い職種は?

担当者の方から示されたデータは概ね予想通りなものでしたが、職種による偏りがかなり大きかったです。

第1位: 営業・企画・事務(46.7%)
第2位: サービス販売(10.4%)
第3位: 技術系ソフトウェア・ネットワーク系(9.1%)
第4位: クリエイティブ系(8.7%)
第5位: 技術系建築土木(8.1%)

リクナビNEXTが転職サイトで1位なのは、知名度もありますがこのデータに示す通り 「事務系に強い」 というのがあります。IT系エンジニアに特化した転職サイトってかなり多いのですが、これは転職市場の流動性が激しいからです。でもって、内定も出やすいのも特徴です。だからIT特化転職サイトは多いのです。

ただお仕事している絶対数で考えると、営業や企画、事務系のキャリアの人は圧倒的に多く、そのニーズに合わせた求人数を持っていることで、

「なんだかんだ言っても、結局はリクナビNEXTだよな」

ってことになります。転職希望者が重要視するものの一つに 「求人数」 があります。いろんなカードから選びたい!と思うのが、転職希望者の心理だし、

「もっといい会社があるんじゃないか!」

って常に思うものです。転職活動が成功したあとでも、「もっといい会社があったんじゃないか」 そう思ってしまうものです。たくさんの選択肢から会社選びができる転職活動というのは、これらの気持ちを薄める事ができます。

「あれだけの会社を吟味したんだから」

こういう納得感は大切だし、自分自身の説得材料になります。だから、求人数が多い転職サイトやエージェントに殺到するんですよね。転職した人の8割が利用するというリクナビNEXTなので、「え~、リクナビ?」という人もいますが、転職者の深層心理から考えると、この傾向は変わりません。

リクルート担当者が語る「内定をもらいやすい人」とは?

「選り好みしない人」

これ、覚えておいてください。仕事もそうですが、転職も同じです。とりあえず応募してみる、とりあえず面接に行ってみることで何かが変わります。心配しなくても大丈夫です。

「あなたが思っている以上に、書類選考で落ちちゃいます」

年収が低いなぁ、通勤時間がかかるなぁ、福利厚生が弱いなぁ・・ なんていいながら、リクナビNEXT を見て応募を見送る企業は多数になります。中には書類選考が通っちゃうのもなぁ・・・なんて言って、応募を見送る事もあります。自分の能力になぜか過信してしまうんですが、想像以上に書類選考で落ちます。選り好みしない人は、次々と応募しますから内定率もあがります。とりあえずという気持ちが本当に大切です。

2014年はさらに転職市場が活況ということで、転職を考えている人にはいい時期です。ゆっくり転職活動をする人は、10月からスタートして4月の春入社を目指す人が多いです。そう、来月です。

2014年9月に聞いた話なので2015年もそんなに大きな変化はないように思います。環境は整っているので、あとは選り好みしないと2015年にいい事が待っているかもしれませんよ!

わたしが最もお世話になった転職エージェント→   リクルートエージェント

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ABOUTこの記事をかいた人

35歳転職限界説を突破して2回内定をGet、5つの会社を渡り歩いたジョブホッパー。人生トータルでは日系・外資系企業合わせて8回内定。ムダに転職活動経験が豊富で、転職エージェントを11社利用する。マネージャーとして面接官の経験もあるため、採用する側の論理も理解している。転職完全ガイド(晋遊舎)という本に、わたしの転職ノウハウが掲載される。