「2025年の働き方」 と 「2030年の働き方」 に共通するもの

先日、ハフィントンポストでリクルートマネジメントソリューションズの古野さんが、2030年の働き方について語っていました。その一部を引用しますと、

今後は、新卒で就職して同じ会社で社員としてずっと働くという働きかたではなく、育児や介護など、自分のライフイベントに合わせて、一度辞めたり働きかたを変えたりしながら働き続ける、サステナブル・キャリアという考えかたがキーワードになると思います。それは、高齢者になっても、持続的に働ける領域や自分らしい働きかたを探し続けるという意味でもあります

そして2025年の働き方といえば、名著ワークシフトでおなじみのリンダ・グラッドンさんのこちらです。

今後主流になるのは、いくつもの小さな釣り鐘が連なって職業人生を形作る「カリヨン・ツリー型」のキャリアだ。精力的に仕事に打ち込む期間と、長期休業して学業やボランティア活動に専念したり、仕事のペースを落として私生活を優先させたりする期間を交互に経験し、ジグザグ模様を描きながら仕事のエネルギーや技能を高めていくのだ

どちらも今から約20年先を、同じようにとらえています。もしこれが実現するようになると、

「ブランクという恐怖におびえて、いやでも働き続ける」

という人は激減します。離職期間が延びれば延びるほど転職に不利になるのは、今も変わりませんが理由を明確にしておくと、意外と乗り越えられることもあります。わたしも1年半近くブランクを作りましたが、結局なんとかなりました。

昔に比べると育児休暇はだいぶ認知度もあがっていますが、それでもブランクによるハンデがゼロかというとそうではありません。一方で介護離職する人はこれから20年後に向けてどんどん増えますが、介護休業制度はイマイチ広がっていません。

「継続は力なり」 ということわざがあるからいけないのか、勤務年数が長いと根性があるとか、えらい!と思われがちですが、わたしはいつも一貫性よりも柔軟性の方が大切だと考えているので、このような社会が20年先待っているならば、とてもハッピーだと思います。

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ABOUTこの記事をかいた人

35歳転職限界説を突破して2回内定をGet、5つの会社を渡り歩いたジョブホッパー。人生トータルでは日系・外資系企業合わせて8回内定。ムダに転職活動経験が豊富で、転職エージェントを11社利用する。マネージャーとして面接官の経験もあるため、採用する側の論理も理解している。転職完全ガイド(晋遊舎)という本に、わたしの転職ノウハウが掲載される。