「35歳からの」という独自視点で、「転職サイト」を徹底比較してランキング一覧にしてみました。最大のポイントは、
「転職サイトの登録会員の平均年齢が高めであること」
企業は「転職サイトの登録会員の年齢層」に応じて、求人広告をうちます。若い人材の採用がしたい場合は、若い会員が多い転職サイトへ求人広告をうつのが普通です。
このポイントを考慮しながら、転職サイトの使用感、求人の質、もうひとつ「若い職場すぎて、年齢的に浮いてしまわないか?」 というところも考慮してみました。社員の平均年齢が若過ぎる、職場を敬遠して応募する方がいるためです。
第1位リクナビNEXT
35歳以上のリクナビNEXTの会員登録の割合は、なんと48%。(2013年9月現在)リクナビNEXTで実際に採用する側を経験しましたが、応募してくる方の年齢層も実感として「高め」という印象でした。
リクナビNEXTの求人数が多い職種は、人気の「営業・企画・事務」で約50%、「サービス・販売・クリエイティブ」で約20%です。転職サイトの多くは、ITエンジニア系を中心に推しますが、リクナビNEXTは事務系に強いです。ITエンジニア系は若い職場・求人が多く、「35歳からの」という視点では、結局はリクナビNEXT推しになります。
普通にリクナビNEXTで会員登録するのもいいのですが、35歳を過ぎると「失敗したくない!」という気持ちが強くなります。そこで企業の口コミを前もって調べられる キャリコネ転職サービス に登録します。口コミの豊富さや質の良さということで、このブログでもイチ推ししている口コミサイトです。
さらにリクナビNEXTやDODAなど、大手転職サイトとの同時登録が可能です。また、Facebook、YahooID、googleアカウントを持っていれば、簡単に登録できます。一石二鳥的な役割をキャリコネは果たすので、35歳以上の方に特にオススメしています。
第2位 イーキャリア
転職サイトの中で、「最も会員登録の平均年齢が上」 なのが、イーキャリアです。ただ実際に使ってみると、求人はリクナビNEXTの方が年齢高めの印象を受けます。一番の強みは、求人情報が毎日更新という点。週1回~2回更新が一般的な転職サイトの中で、重宝します。
第3位 転職サイト「Green」
企業名非公開の転職サイトが多い中、こちらはすべて企業名を実名公開しています。以前はこちらのサイトを1位にしていたのですが、「35歳からの」という視点で考えると、求人が若いです。そのため、順位を下げました。
ワンクリックで企業側から会いたい、応募者が気になるという意志表示ができる「気になる/会いたい」機能で、”応募をしない” 転職活動の実現で、内定数が1.5倍に拡大。常に転職サイトの中で、面白く先進的な事を仕掛けてきます。
第4位 日本仕事百貨
「35歳になって、働き方そのものから見直したい」と思ったら、こちらのサイトです。第1位~4位までの転職サイトとは180度方向が違います。給料よりも、達成感を求めたい人にはお薦めのサイトです。「実際職場に立った時に感じること、働く人の思いを丁寧に伝えていく」、「求人が終わっても、働き方自体を知ってもらいたいから、ずっと残しておく」とにかくコンセプトがまるで違う、転職サイトです。
大手3社の転職サイトに会員登録している人の年齢分布
2012年データなので少し古いのですが、これよりもさらに平均年齢は上昇しています。求人広告のデータを元に算出しています。
「35歳を過ぎた」自分の市場価値をチェックする
35歳転職限界説と言われている割に、大手転職サイトの会員登録の平均年齢が高いことに驚かれたかと思います。もうひとつ、ご自身の市場価値をチェックする上で、こういったテストを事前にやってみることをオススメします。今の自分の年収が市場平均とかけ離れているのに、転職するときに今の年収をベースに活動して、失敗するのを避けるためです。
わたしが最もお世話になった転職エージェント→ リクルートエージェント
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