会社という看板や役職がなくても「勤務先自慢」をする人

勤務先自慢

先日、ある地方の法事に参加しました。参加者は65歳~88歳までの人生の先輩方。

せっかくの機会なので、この世代の方と積極的にお話をいろいろとしてみました。「人生の教訓」的なものを期待しつつ、先輩方の”味のある話”を期待していたんですが、何人かと話すと面白い共通点が見えてきました。

1.おれは、JRにつとめていた
2.おれは、JRに「35年」もつとめていた
3.おれは、JRで「課長」になった
4.おれは、○○高校の何回生だった

偶然なのか分かりませんが、わたしが話した方の8割以上が、この4つのどれか自慢をしてきました。しかも1回でなく、何回もです。妙な共通点があるもんだなぁ・・・と考えながらも、ふと思ったのが、

「わたしにこれを自慢することで、何か意味があるのかな?」 と。

わたし自身はまるで興味がない、これら4項目。「人生の教訓」はどこへ行ったか、単なる仕事上の”過去の”自慢話ばかりです。まるで興味のない話、しかも人の自慢話を聞かされるほどつらいものはありません。

「何とかしないと・・・なんとか・・・」

と思っているうちに、意識が遠のき、現実から離れ妄想がどんどん膨らみました。いったいこの人たちは、わたしに何を言いたいんだろうか?と。メッセージ性はあるのかと。

「おれは仕事を辞めてしまったが、昔はこんなにすごい事してたんだぞ!」 と言いたいのか?
「おれは仕事を辞めてしまったが、JRで定年まで勤めあげたんだぞ!」  と言いたいのか?
「おれは仕事を辞めてしまったが、課長にまで登りつめたぞ!」     と言いたいのか?

この ”仕事を辞めてしまったが”というのがポイントなんだろうなと。

裏を返すと、

「仕事を失って、会社や役職という看板がとれた自分がとても寂しい」

ということなんですよね、先輩方が心の中で思っているのは。われわれ35歳以上の世代というのは、きっとおじいさんになっても、こういう自慢はしないと思います。むしろ恥ずかしい自慢です、顔から火が出るレベルの事故です。でも理解できたのは、

「社会から離れてしまった疎外感、孤独感」

というのが、きっと数十年後にわたしもみなさんも感じるんだろうということです。その時に、「昔はすごい会社にいた!」といって、自己擁護するんじゃなくって、もっと人生の先輩らしく、若い子にお話できるような素敵な老人になりたいな!そう思いました。

妄想しすぎて、法事中ビールこぼしてしまいました(笑)


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35歳以上という年齢の壁を突破したい人へ!
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元リクナビNEXT編集長が始めた「年齢ではなく実力で勝負できる世界」を目指した転職支援サービスです。

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ABOUTこの記事をかいた人

35歳転職限界説を突破して2回内定をGet、5つの会社を渡り歩いたジョブホッパー。人生トータルでは日系・外資系企業合わせて8回内定。ムダに転職活動経験が豊富で、転職エージェントを11社利用する。マネージャーとして面接官の経験もあるため、採用する側の論理も理解している。転職完全ガイド(晋遊舎)という本に、わたしの転職ノウハウが掲載される。