NIKKEI STYLEの記事「自信満々のミドルがはまる 転職で嫌われる3つの姿勢」を読んで、わたしの経験と照らし合わせてみました。
売り手市場の傾向が強まる中、ミドル世代の転職希望者には「自分はできる人材だ」「売れる人材だ」と自信満々の方も多く見受けられます。
引用元:https://style.nikkei.com/article/DGXMZO36032240S8A001C1000000?n_cid=LMNST020
この記事の中で、エージェントやヘッドハンティング会社から声が掛かり、面接で「ヘッドハントされて」と自慢げに回答するという人が紹介されていました。
わたし自身は転職理由に「ヘッドハントされて」と答えたことはないですし、面接官として候補者を見たときにもこういった人に会ったことがありません。しかし、友人同士の会話ではよく、「この前さ、ヘッドハンティング会社から連絡が来ちゃってさぁ~」と自慢げに言っている場面に出くわしたことはあります。
記事では、複数の会社の内定ゲッターの話と、与えられた環境では実力が発揮できないから転職するというミドル2人が紹介されていました。
程よく自信満々であることの大切さ
この記事に登場するミドルたちは、自分の実力をひけらかして失敗してしまったケースですが、こういった自慢げな人が好きな会社もあると思います。例えば外資系への転職だったら、内定いっぱいもらっているぜ!という話も、悪くないかもしれません。
また、面接官によっては、そういう骨のあるやつのほうが好きだという場合もあるので、一概に自信満々であることがダメとは言えないと思います。
しかし、確率論で考えるならば、日本企業の多くはこういう人材を「鼻につく」と感じてしまうでしょうし、採用されないケースが多いように思います。それではと、謙遜しまくって、自分の評価をアピールしなかったり、運が良かった、チームメイトに恵まれたばかり言っていても、内定はもらえません。
そこで必要になってくるのが、程よい自信満々さです。自分だけの手柄だったとしても、チームの協力や、会社の後押しもあったという少し控え目に行ってみたり、自分が実績をしっかり残したけれども、好景気だったとか、運が良かった部分もあるなど、自分のことはしっかりアピールしつつも、鼻につかない程度にしておくという修飾語が面接では必要なように思います。
35歳以上であれば特に、そういった修飾語のボキャブラリーは豊富なはずだし、それが長年の社会人経験で磨かれた独特なスキルなようにも思います。そんな面倒な回り道みたいなことは必要ないと思うかもしれませんが、日本企業で内定をもらうためには、こういったスキルは必要なように思います。
わたしが最もお世話になった転職エージェント→ リクルートエージェント
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