リクルートエージェントを運営しているリクルートキャリアの「転職世論調査(27ページの資料)」がとても興味深いものだったので、数回に分けて見ていきたいと思います。
みなさんお忙しいので27ページをギュギュっと要約、なおかつ面白い!と思った質問と回答を独自の視点で解説していきます。リクエーさんに登録できている人は、いわゆる一般的なサラリーマンの方なので、アンケート結果が他の物よりもリアルさがあり、貴重なデータです。
また、転職成功者の結果なので、面接でやむを得ず言う「キャリアアップのために転職を考えました」という、うわべな回答も除外されているのでよりデータがリアルに表れます。
<アンケート対象者>
リクルートエージェント 登録者で2013年6月~11月に転職した人392名 → ということでつい最近のデータです。下記グラフはすべてパーセントです。
目次
アンケート対象者から見るリクルートエージェントの登録状況
人材紹介会社を使って転職しようと思っている人は、このアンケート対象者に注目です。
われわれ35歳以上でも、38%のアンケート回答者がいたことです。ということは、35歳以上でも リクルートエージェント は登録ができるという証明です。46歳以上で7.4%いたのは驚きました。以前48歳の方を紹介したら登録できたという話を書きましたが、思ったより多かったです。本題に入る前に、妙なところに食いついてしまいました。(笑)それでは、本題です。
あなたが転職活動を始めた理由の中で、最も強い活動理由は?(上位5つ)
40代以上が、最も会社への不安に感じるようです。この年齢で職を失うとやり直しが厳しい日本なので、特に敏感に会社への不安を感じ取るのではないでしょうか?20代は時間的・精神的な余裕を求めて、転職しています。35歳~40代というと・・・上司や同僚と合わない、そしてやむにやまれず(リストラ)が多いです。
35歳からの転職を”最後”と考える人は多く、人間関係をこの先我慢するくらいなら最後に転職!と考えているのと、この世代でリストラが多いの?と思いましたが、データは40代とほぼ同じ数字でした。現実なようです、厳しいですね・・・
(会社に対して)どのような点に不安を感じましたか?(上位5つ)
経営者の資質に不安!と、最も感じた世代が35歳~40歳でした。この世代になると中間管理職も増え、よりTOPとの接点が増えます。そこで初めて見える会社の内情、絶望感ってあります。部下に対して、自分が納得していない事も説明しないといけない機会も増えます。
また、自分自身に力がついてきているので、戦略が何かおかしいと思えるのもこの世代です。4位の競争優位性がなくなって、転職というのはステキですね。よく市場が見えているということです。
次回に続きます!
元データ:http://www.recruitcareer.co.jp/news/old/2013/130326_01/
わたしが最もお世話になった転職エージェント→ リクルートエージェント
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