離婚と会社を離職することの関係を経済的な視点で見てみるとどうなるか?

離職率

NHK Eテレ「オイコノミア」を見た事ありますか?

ピース又吉さんと大阪大学の大竹特別教授の経済学の番組ですが、今回のテーマは「こんな会社で、働きたい!」でした。その中で面白い!と思ったものを取り上げます。

「経験財」と「検査財」

経済学のコトバで、「経験財」と「検査財」があるの知ってましたか?これが「転職」と非常に密接しています。

経験財・・購入前に質がわからない
検査財・・購入前に質がわかる

会社側から見ても私たちから見ても、会社に入ってみないと分からないのが「転職」です。これってまさに「経験財」です。対して「検査財」は、Tシャツのように購入前から素材、色、サイズなどすべて分かって購入するので、失敗がありません。

「離職率」「離婚率」は酷似している??

「離婚に占める同居期間の比率」 という2012年厚生労働省のデータによると、5年以内に約30%近くの人が離婚、その後10年、20年までその比率は減ります。

同じく厚生労働省のデータで、社会人3年目までに会社を辞める大卒の割合も31%。「離婚率」と「離職率」は酷似しています。(ちなみに芸人の世界は、3年以内で辞める人が60%だそうです。厳しい~)

結婚してみないと、相手の本当の事が分からないということも「経験財」です。 「結婚」 も 「転職」 も 「経験財」 という言葉で共通し、どちらも3年以上続かない割合が3割。言われてみると同じカテゴリです。

「経験財」を少しでも「検査財」に近づけるために、結婚の場合は 「同棲」 という方法があります。少しでも相手を理解する期間を設けて、リスク??を減らす事ができます。対して転職の場合は、これができません。新卒ならば、「インターン」 が 「同棲」 のようなものですよね。

又吉さんは、このように番組でコメントしていました。

『そんなもんやと分かってないのが問題。3年以内に辞めやすい、離婚しやすい、そこはストレスを感じて当然という前提がない。理想が高すぎて、理想とのギャップで辞めてしまう。』

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ABOUTこの記事をかいた人

35歳転職限界説を突破して2回内定をGet、5つの会社を渡り歩いたジョブホッパー。人生トータルでは日系・外資系企業合わせて8回内定。ムダに転職活動経験が豊富で、転職エージェントを11社利用する。マネージャーとして面接官の経験もあるため、採用する側の論理も理解している。転職完全ガイド(晋遊舎)という本に、わたしの転職ノウハウが掲載される。