「正社員は安定していて、非正規雇用は不安定」
「正社員は給料が高くて、非正規雇用は給料が安い」
一般的に 「正社員」 と 「非正規雇用」の違いと言えば、これです。ちなみに「非正規雇用」 は派遣社員、契約社員、パートタイマー、アルバイトなどを差します。転職においても、「正社員」ブランドは強いですよね。
正社員が上で、派遣社員が下という格?
「おれは正社員だ!わたしは正社員よ!」
的な振る舞いをしたり、振る舞いはしなくても言葉の端々に、「正社員>派遣社員」 「正社員>契約社員」 と言ったフレーズを挟んでくる輩はいます。
「この仕事は正社員がする仕事じゃない!」
なんて事を平気でいう人もいます。ニュースでも格差格差というので、そういう意識を持っている人は実は多いです。
「正社員」 と 「非正規」 違いってなに?
待遇(給与やポジション)において、正社員>非正規雇用 という構図は仕組み上どうしてもできてしまいます。しかし、仕事やプロジェクトにおいては、正社員=非正規雇用 と言えます。
その仕事を成し遂げるために、あるいはお客様にとっては正規や非正規っていう事は全く関係ありません。たくさんの派遣社員の方と仕事をさせて頂いて、本当にすばらしい仕事をする人に多く出会いました。わたしは仕事においては派遣や契約といった制度に関係なく、他の正社員と同等に意見を求めました。
「給料が安いのに、そこまで仕事はできない」 「正社員の責任まで背負えないのに」
そう言われるかな?と思った事がありましたが、業務時間内の中においてはむしろ感謝されました。負荷をかけすぎない程度に、責任は自分が追うという前提で、社内ルールに染まってない派遣社員さんの奇想天外な発想を頂く事も多かったです。
派遣の方は会社との係わり方、社員との係わり方を計算しながら、つかず離れずの絶妙な距離感で仕事をされています。与えられた期間の中で、きちんとパフォーマンスを出すと言う派遣の方のプロ意識は、雇用を一応保証されている正社員よりも緊張感があります。
「正社員」 と 「非正規雇用」 の本当の違いは、仕事においては実はないんですよね。
わたしが最もお世話になった転職エージェント→ リクルートエージェント
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