1億円が手元にあったとして、どちらの投資を選びますか?
- 株式1銘柄に、1億円全額投資
- 国債を3千万、定期預金に5千万、株式に2千万投資
多くの方は1番はリスクが大きいと考え、2番のようなポートフォリオを組んで、リスクヘッジすると思います。1銘柄の株式投資は、決算が市場予想を下回ってしまったり、ネガティブサプライズがあれば株価は一気に急落してしまい、自分の保有する株式評価額も急落します。
これを「会社員としての働き方」に置き換えてみた場合に、多くの人は1番のようなことをしているように思います。ひとつの会社に全力投球、一点投資で何のヘッジもしていない・・・これは大きいリスクではないでしょうか?
お金は分散投資するのに、働き方だけは分散投資しないのもおかしな話です。特に35歳以上の皆さんは本当は年齢だけで判断されたくないのに、会社からは年齢というレッテルを勝手に貼られてしまいます。40歳でも考え方もスキルも一線級の人はいっぱいいるのですが・・・
目次
働き方の3つの分散投資とは?
ではどうやって働き方を分散投資するかというと、まずは「よその状況を覗いてみる」ことだと思っています。会社員として働きながらの分散投資には、こんな方法があると思います。
内定をもらおうとしない転職活動
転職活動をするだけで、「よその会社」を理解することができます。業界の状況や今後の未来、新しい技術を持っていたり、今現在周りにはいない刺激的な人に会えるかもしれません。内定をもらうことだけが転職活動ではなく、自分の生き方のリスクヘッジのために、転職活動してみてもいいのでは?と思います。
朝起きて満員電車に乗って、遅くまで残業して疲弊して帰る日々がイヤになっていたら、そのルーティーンから抜けてみて、他の会社に試しに応募してみると何かが変わるかもしれません。あまりに面接にたどりつけなくて、自分の市場価値のなさに落ち込むかもしれません。それでも思考停止なルーティーン状態よりよっぽどマシだと思います。
転職エージェント泣かせな応募者ですが、それでも何か刺激はもらえると思います。
やたらと副業に手を出してみる
副業も「よその状況」を覗くひとつだと思います。副業は何をやったらいいか分からないという方が多いのですが、とにかく興味のある事に手を出し続けることだと思います。わたしも20個ぐらい手を出しては失敗していたのですが、今はやりたい副業が見つかりました。
また、1万円でいいので副業で報酬を1回得てみることも大切だと思います。会社の看板がない状態で収入を得ることが、どれだけの自信につながるか!最初にもらった1万円のありがたさが、会社員の給料とは比較にならないほどうれしかったことを、昨日のことのように覚えています。
お金に働いてもらう
株式投資の例えを使ったので、お金の勉強をすることも面白いと思います。ファイナンシャルアカデミーというところでは、「学歴社会から新額歴社会へ」というキャッチーな言葉を使っています。お金の大切さを学ぶべきで、上司や他部署に気遣って根回しをするスキルを磨くより、メルカリでも覚えたほうがいいかもしれません。
株式投資が絶対とは言いませんが、それこそポートフォリオを金融商品で組んでみるのもいいと思います。どれだけのリスクをとることができるかも見極められるので、お金の勉強も大切です。
わたしが最もお世話になった転職エージェント→ リクルートエージェント
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