会社は今すぐ辞められる!ホリエモン「すべての教育は洗脳である」より

すべての教育は洗脳である

ブログデザインを、2年ぶりに一新しました。ゴールデンウィークを使って、もう少しリニューアルしようと考えております。

堀江貴文さんの発売されたばかりの新著「すべての教育は「洗脳」である 21世紀の脱・学校」を読みました。教育論の本だと思って読み始めたのですが、最終章に「会社は今すぐ辞められる!」という、まさかの転職ブログネタがあったのでご紹介します。

会社もあなたを「教育」する。仕事のスキルそのものではなく、「世の中の常識」や「社会人の常識」、さらには「うちの会社の常識」をこれでもかと刷り込んでくる。そして多くの人々は、その教育をすんなりと受け入れてしまう。会社が押し付けてくる規範が、学校で馴染んできたそれとほとんど同じだからである。
引用元:すべての教育は洗脳である(光文社新書)

確かに学校教育の延長に「会社」ってあるのかもしれないな、その影響をもろに受けているのが社会人なんだなと思いました。スーツやネクタイが制服の延長だという発想も、ほんとその通りです。わたしはスーツが嫌いで、そういう会社には転職しなかったので、割と洗脳は薄かったかもしれないのですが、おそらくおかしいと気づいたのは30代後半です。遅すぎましたが、それでも目が覚めただけでありがたいです。堀江さんの言葉は強烈ですが、スーッと入ってきます。

会社なんて気軽に辞めればいい。これだけは、何度でも繰り返し主張していきたいと思っている。なぜなら、これができなくて精神を病んだり、自殺をはかったりするビジネスパーソンがあまりにも多いからだ。
引用元:すべての教育は洗脳である(光文社新書)

「会社を辞めたら大変なことになり、もうまっとうな仕事には就けない」と思っている人が多いと、堀江さんは本に書いています。これは転職をまだ1回も経験したことがない人や、40代・50代など年齢が上の人ほど転職に対して「強いリスク」を持っているように思います。

「楽しいことをやる、それを仕事にする」というところが最終形なので、引用箇所は序の口です。堀江さんがよく言うお金のかかることは、結婚・子ども・家・車とテレビや動画で言ってます。なかなか会社が辞められない人で多いのが、ローンを組んで身動きがとれなくなり、収入を減らすと大変なことになるから愚痴を言いながら会社に行って、精神的に追い込まれながら仕事をするしかない・・割とそういう方をみかけます。

わたしに当てはめると結婚しておりますが、家は賃貸、車は購入したものの維持費が大変で3年で売却してしまいました。子どもはおりませんので、この4つの中では唯一結婚が該当します。それでも経済的負担は減っていますので、割と簡単に会社を辞めることができました。だから、ジョブホッパー・・・悪いとは思ってません。

これらに関してもし堀江さんに相談したら、「離婚すれば、家売れば、車売れば」と一刀両断されると思います。それで反発してしまう方も多いと思うのですが、「気づき」をもらったと思えるかどうかが大切かと。

家をもし売って賃貸にしても、生活はできる。毎週月曜日が辛くて、金曜日に居酒屋で愚痴を言うくらいなら、転職したり独立するのもありだよなと思えることが必要なんだと思います。

わたしはだいぶ前に車を売却して、必要なときは格安レンタカーを借りるようにしています。本当に売ってよかったなと思っています。自分の足かせがひとつ取れた気がして、転職が加速しました(笑)都内の駐車場代は高いし、レンタカー6時間で2200円+ガソリン代であれば、文句なしです。

おそらく「会社」の在り方や「働き方」は大きく変わっていきます。堀江さんはそういう話をよくテレビや動画等で発信されていますので、一度ニュートラルな気持ちでチェックしてみてください。時代をいつもかなり先取りしている人なので、将来に不安を感じているような方は一読することをオススメします。

お子さんの「教育」に関しても、「学校」というハコの意味について考えさせられます。

すべての教育は「洗脳」である 21世紀の脱・学校論 (光文社新書)

すべての教育は「洗脳」である 21世紀の脱・学校論 (光文社新書)

堀江 貴文
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ABOUTこの記事をかいた人

35歳転職限界説を突破して2回内定をGet、5つの会社を渡り歩いたジョブホッパー。人生トータルでは日系・外資系企業合わせて8回内定。ムダに転職活動経験が豊富で、転職エージェントを11社利用する。マネージャーとして面接官の経験もあるため、採用する側の論理も理解している。転職完全ガイド(晋遊舎)という本に、わたしの転職ノウハウが掲載される。