有効求人倍率は43年ぶりの高水準、でもDODA転職求人倍率は右肩下がりなワケ

求人倍率 右肩下がり

このブログは「35歳からの転職」というタイトルなので、35歳以上の転職動向がアクセス数等で分かります。今年の傾向として感じるのは、例年よりも転職活動の動き出しが早いということです。

12月くらいになると、冬のボーナスをもらう→転職活動を開始する→3月末までには次の会社を見つけるという人がゴソッと現れます。わたしはこのスケジュールだと、少し遅いのでは?と思っていたのですが、どうやら今年は10月、11月くらいから動き出している人が多いように思います。

こんな記事でわかる転職活動の動向

例えば、転職先の企業の口コミを探している人がたくさんいることがアクセス数でわかります。例年だと12月、1月くらいからこの記事は読まれるのですが、今年に関しては10月、11月に急に読まれ始めました。

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有効求人倍率が1.55倍と43年9か月ぶりの高水準になったり、たくさんの企業が人手不足になっているというニュースであったり、35歳転職限界説がなくなってきたというニュースも35歳以上の転職には追い風かもしれません。そういった「空気」が、転職市場を盛り上げているのは間違いありません。

しかし、ハローワークを利用しない層に関しては、まだまだ知られていませんがDODA転職求人倍率のほうが参考になります。DODAを利用している人の中での転職求人倍率ですが、わたしはこちらのほうを重視しています。もちろん偏りもあって、例えばIT・通信系の求人がDODAは多いので、すべての業種がこの倍率を当てはめて考えるのはどうかと思います。しかし、ハローワークで仕事を探している層と、転職サイトやエージェントを使って転職活動をしている層は、わたしは別物と考えています。なので、リアルさを追求するならば、DODA転職求人倍率のほうがいいと思います。

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そのDODA転職求人倍率はというと、実は2017年3月くらいをピークに右肩下がりになっています。どうしてそんなことになっているかというと、転職希望者数が急増しているからです。求人数というのは、以前右肩上がりで過去最高を更新し続けています。しかし、それを上回るペースで転職希望者数が急増しているため、DODA転職求人倍率が下がっているのです。

求人はいっぱいある、でもライバルも多くなっているから、求人倍率が下がっているのです。そういうことを察しながら転職活動をしている人も多いので、早め早めの転職活動になっているのでは?と推測します。やはり4月に入ってしまうと、期首で人材確保してしまった後ということと、GW前ということで、転職市場自体が一旦お休みモードに入ります。

なので、転職するかどうか悩んでいる方は、今この瞬間から動き出しておいたほうが間違いないと思われます。

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ABOUTこの記事をかいた人

35歳転職限界説を突破して2回内定をGet、5つの会社を渡り歩いたジョブホッパー。人生トータルでは日系・外資系企業合わせて8回内定。ムダに転職活動経験が豊富で、転職エージェントを11社利用する。マネージャーとして面接官の経験もあるため、採用する側の論理も理解している。転職完全ガイド(晋遊舎)という本に、わたしの転職ノウハウが掲載される。