わたしは採用する側、される側とどちらも経験してきたわけですが、今まで面接官を何百人も見てきて、これらを大きく3つのタイプに分けることができると気づきました。人事といっても、立場によって、あるいはキャリアによってだいぶ違うと思われます。
面接官はこの3タイプ
- いわゆる人事畑を歩いてきた人事のプロ
- マネジメント経験がある人事ではない現場の人
- 人事ではなく、人材という視点で考えられる人
1)に関しては、会社にエントリーした際に立ちはだかる壁です。一般的な企業攻略本や就活ツールは、ここにフォーカスしたものが多いです。新卒ならばあまり2)や3)というタイプの人事に会う事もなく、ほぼ1)のままで判断されてしまうケースが多いです。
これが転職になってくると、1)よりも2)や3)の方が重要で、特に2)が重要視されます。最も会いたい人事は3)ですが、私は恵まれていたのか3)の方にも結構お会いしました。面接はあくまで通過点ととらえる方で、そこから企業人材としてどうするかまでをトータルで考えられる方です。当然面接時にある程度判断されますが、1)の方より俯瞰的にみられる方が多いです。
新卒の方は1)で終わってしまうので、対策もなんというか同じになって、みんな横一線に見えてしまう・・せっかくの個性が気づけばみんな人事色に染まろうと頑張るわけです。でも人間って共通点を探してしまう生き物だから、人事の方にひょっとしたら心地よく映ったりもするのかもしれません・・もちろんそういう人を除外する人事の方もいます。
転職でも1)のような人に会っちゃうことはあります。ベタな質問にはベタな返しを用意しておくことで、1)の人は攻略できます。ただ、1)の人が現場や経営者でもいたら、転職先をちょっと疑ってみてもいいかもしれませんよ。
わたしが最もお世話になった転職エージェント→ リクルートエージェント
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