一般的に離職期間が長くなれば長くなるほど、次の会社の内定が遠のくと言われています。わたし自身も1年3か月離職中の転職活動の後半は、その遠のく感じを体感しました。
一方で採用する側を経験してみて、この離職期間が長いというのはこういう理由でダメなんだ!という事も見えてきました。
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他社で内定されないような人は、うちの会社でも採用しない
こういう事を面接中に言われた事はないのですが、結局横に倣えという発想が多くの人にあるんだ・・・そう採用する側に立った時に思いました。1年も転職活動しているということは、他の会社でダメと言われた人だ。そんな人を採用するというリスクを取りたくない、そう考える人が多いようです。会ってもないのに、どうせつかえないとか言っちゃう人います。
しかしそんな採用されない人でも、自社にはとても魅力的な人というのは必ずいます。そういう時に横に倣えではなく、面白いから会ってみよう!という発想がないと、いつも同じような人しか採用できません。セオリー通りに採用しようとすると、長期離職者はもれなく落とされます。
離職中、キャリアアップにつながる何かを勉強していた
面接時に必ず聞かれる質問が、
「離職期間中は、どうやって過ごされましたか?」
模範回答が、
「自分のキャリアを見つめなおして、この先も活用できる資格取得の勉強をしていました」
最もらしい回答なのですが、その資格がその会社とマッチしている可能性も低く、結局はダラダラ過ごしてないんだよアピールなんですよね。わたしは朝8時に起きて図書館通いをして、勉強してました!そういう努力をしている人が好きな人事や現場担当者が多く、それに合わせないと面接が通過しないから、資格の勉強をしているというところありませんか?
内定をもらうための勉強・・・本当に勉強する必要はないと思いますが、これも内定をもらうテクニック。そういう好みの人が選考する側に多いのならば、図書館でも通っちゃう・・・
離職期間が長くても採用する会社
1年3か月の離職後に採用された会社は外資系だったのですが、思いがけず同期がいる事が判明。その彼に話を聞くと、やはり1年間離職期間があって入社が決まったんです。
2人とも離職期間の長さで転職活動は苦労したのですが、まさか2人とも同じような環境だとは知らずとても驚いたのを覚えています。人事担当者は離職期間はほとんど気にしなかったとのことでした。その人のキャラクターや、能力にだけ注目をしていて、途中でダラダラしていようが会社に入ったらパフォーマンスを発揮してくれればいい!ただそれだけの選考だったようです。
どうしても型にはめて、応募者を絞る傾向にまだまだあるとわたしは思います。離職期間が長いからダメというのも、ひとつの型です。ブログによく書きますが、結局は選考する責任者として、他の人への理由づけが必要なんですよね。そんな時に離職期間が長い人を選んでしまったら、型通りに考える人が多い社会では通用しません。一般的には離職期間の長さはデメリットでしかない、採用するにも理由が必要だけど説明がつかない、だから落とすというのが本当の理由です。
ところがわたしが内定を頂いた外資系は、そういった理由よりも会って話して決めるところに主眼を置いていました。離職期間の長さはまだまだ不利に働くことが多いのですが、それでも書類選考で通ってしまうような会社は面白い!と考えていいと思います。過去にとらわれ過ぎる採用は、またまだ主流です。
わたしが最もお世話になった転職エージェント→ リクルートエージェント
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