「1件の求人には、平均27人のライバルがいる!」
これは先日行われた「35歳からの転職ナイト」で、元リクナビNEXT編集長でキャリアリリース40の代表黒田真行さんが言った言葉です。この数字にDODAのこの数字を当てはめて、シミュレーションしてみます。
書類通過率:26.3%
一次面接通過率:26.3%
DODA調べによると、DODAの求人に応募した人の書類通過率と一次面接の通過率です、偶然同じ数字になったんだとか。これで計算していくと、
書類通過できる人数 27人×0.263 = 7.10人(約7人)
一次面接通過できる人数 7人×0.263 = 1.87人(約2人)
となります。人数換算してみると、27人のライバルという最初の話がとてもリアリティのあるものに感じます。一次面接をしている時点で、かなり候補者は絞り込まれるので、わたしの肌感覚もこの数字です。企業規模、年齢など、条件を変えると数字も変わりますが、それでもライバルの人数がなんとなくイメージできるだけでも、転職の戦略は立てやすくなります。
DODAの記事では、この数字をさらに逆算して、
11.2社に応募した人は、2.9社の一次面接を受け、次のステップに進めた0.8社の中から内定を得ている
引用元:http://doda.jp/guide/manual/3/01_003.html
1件以上の内定を得るには、15社以上の応募が必要とあります。35歳以上になれば、さらに条件は厳しくなるので20社以上応募をしてやっと1件、実際はもっと応募が必要になるかもしれません。
この現実はなんとなくわかっていても、どうしても20代後半の面接通過率や書類通過率を転職経験者は覚えています、若き日の栄光です。あの時の感覚で、20社も書類が通過しないと不安になってしまいます。自分はだめで市場価値はゼロなんじゃないかとまで思う人もいます。
だから、1件の求人には27人もライバルがいるんだから、そりゃ落ちてもしょうがないよな
という数字からのイメージを持つことで、自分自身の転職活動の延命措置がなされます。20社落ちたということに愕然とするよりも、これくらいが普通と思うことで、さらに転職活動を頑張ろう!という気持ちにもなれます。
また27人のライバルのうち、7割から8割はふつうの面接対策をして、ふつうの職務経歴書・履歴書を準備しています。そこを勝ち抜くためには、ちょっとした工夫が必要なんですよね。その工夫を実体験をもとにブログに書いてきたつもりなので、右側のカテゴリを見ながら探ってみてください。
わたしが最もお世話になった転職エージェント→ リクルートエージェント
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