2016年転職市場で求められる「人材像」とは?

2016年人材像

外資系転職エージェントのヘイズ・ジャパンさんが、2016年の転職市場トレンドについて発表しました。それによると、2016年度のキーワードは、「マルチスキル人材」。これはどう意味でしょうか?

マルチスキルというぐらいなので、一つの専門性スキルだけではない、いろんな専門性を持った人が重宝されるということだと読む前に考えました。グローバル化は散々言われてきたキーワードですし、この「マルチスキル人材」も目新しいものではないのですが・・・

企業は、一つの専門性を確立するだけではなく、語学、異文化コミュニケーション能力、経営ノウハウ、マネジメントスキルなどの付加価値を身に着け、チームをマネジメントしたり、経営寄りの分析や判断ができる人材を求める傾向が強まっています。
引用元:http://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000087.000008738.html

この記事の具体例として、このような人材が紹介されていました。

【データサイエンティスト】統計学の知識×コンピュータサイエンス×分析力×マーケティング
【語学とファイナンスの知識を有する弁護士】法律×語学×ファイナンス
【FP&A (ファイナンシャルプランニング アンド アナリスト)】財務・会計×経営上の管理会計、分析
【ITスキルを持った自動車エンジニア】エンジニア×ITスキル×語学×異文化コミュニケーション能力×マネジメント能力
【メディカル・サイエンス・リエゾン】医学×語学×コミュニケーション能力×マネジメント能力

見たことないレベル・・・いわゆるハイクラス、エグゼクティブ系転職エージェントなので、こういった人材が例に挙がってきます。対岸の火事的に読んでしまいそうになってしまいますが、こういった流れってハイクラス以外でも “いずれ” 求められている・・・どこか肌感として感じていらっしゃる方は多いと思います。

グローバル化が叫ばれて、何年か経って社内公用語が英語になったり、いろんな国籍の方と仕事する機会も多くなる。街を歩けば国際色豊かになって、インバウンドが盛り上がっていることに気づく・・・必ずタイムラグがあります。ハイクラス転職エージェントの話も、こういった人材を捕まえたらフィーがたくさんもらえるだろう・・・そのための人材探しと見てしまいがちですが、普通の35歳以上の方にもいずれ同じような事を求められます、少し先に。

2016年の「マルチスキル人材」になるには、転職回数が多い方が近づけると考えます。いろんな環境で働くことで、コミニケーション能力も磨かれる、語学が必要になる環境になり猛勉強する、マネジメントスタイルもいろいろ身につけるなど、同じ安定した環境にいるよりもレベルアップすると。ジョブローテーションでも身に付きますが、同じ会社ですと内輪コミニケーションに慣れるというハンデがあります。

ハイクラスエージェントが発する情報は、タイムラグを持って一般社員レベルにも降りてくる・・そう考えながら記事を読むようにしています。

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ABOUTこの記事をかいた人

35歳転職限界説を突破して2回内定をGet、5つの会社を渡り歩いたジョブホッパー。人生トータルでは日系・外資系企業合わせて8回内定。ムダに転職活動経験が豊富で、転職エージェントを11社利用する。マネージャーとして面接官の経験もあるため、採用する側の論理も理解している。転職完全ガイド(晋遊舎)という本に、わたしの転職ノウハウが掲載される。