わたしの母(69歳)はある地方都市に住んでいるのですが、現在無職で仕事を探しています。世代が世代なので、いつも
『職安に行ったけど、この歳じゃ仕事が見つからない・・・』
おぉ・・若い方は職安(職業安定所=ハローワーク)ってわかるかな?なんて思いながら、母の話を聞いていました。当然ハローワークでネット検索ができるということも知らず、なおかつパソコンは見たことがあっても触ったことがない人です。
タッチペンで画面を触るだけだから、簡単にパソコンで仕事を探せるよ といっても、必死に抵抗するような人です。
『わたしの分の求人、見てきてくれる?』
『ん?・・・わ、わかった調べてみるよ』
ブログのネタとしては面白いかな?なんていう思いも少しありつつ、自分が70歳の時ってどうなんだろ?という興味もあって、引き受ける事にしました。
地方都市のハローワーク
ハローワークのパソコン検索に早速行ってみました。都内のハローワークの勝手は分かるのですが、地方都市はこれが初めて。日本全国同じじゃないの?なんて思いながらも、若干緊張しました。入ってみると、やはり人口そのものが少ない事もあって来ている人はまばらで寂しい感じがします。でも手続きは同じで、パソコン検索用の番号札をもらうだけでOKでした。
検索条件に70歳と入力、特に資格もない母ですが、唯一得意なのが料理。ということで、調理系補助の仕事で探してみると・・・ちゃんとありました!求人が。しかも10件もヒットしました、おぉ・・・0件かと思ったけど。
地方の都市でしかも70歳、料理以外に何もできない母でも仕事はあるんだなぁと。さらに求人の詳細を見ると、65歳までと書いてあるので実際は厳しいのかもしれませんが、それでも仕事はあるんです。
この求人検索をしている時に思ったのが、介護職の求人がとにかく多い! ヘルパーさんやケアマネージャーという高齢社会に必要なもののニーズはすごいです。需要と供給のバランスが、この業界はやはりあっていないんだなと実感する事になりました。
自分より年上の世代から話を聞く
前にも50歳の方の転職話がとても役に立ったという記事を書きましたが、今回はそれをはるかに上回る70歳です。65歳定年制と言われてもピンとこない世代なのに、それをも上回る年齢での仕事探しです。
『35歳や40歳なんてまだまだ若い。でもこの先自分が60歳、70歳になった時に、果たして今のままの仕事を続けて、仕事は見つけられるんだろうか』
という漠然とした不安と同時に、
『意外と仕事ってあるんだな・・・、まぁなんとかなるかもしれないな』
という気持ちにもなりました。50歳や70歳の人の職探しの話は、今後の自分に参考になりました。みなさんもご両親、身近な年上の人と職探しの情報交換するのは、とてもいいことだと思います。20年以上先の事は分かりませんが、そういった先を見据えて現時点での転職先を改めて考えてみる そんな必要があると思います。
サラリーマンよりももっと個人でも稼げる何かを探そう そんな漠然としたものでも、自分への問題提起になりますし、アンテナが1本立ちます。今まで見えなかったものが見えるようになるだけでも、収穫はあります。
35歳からの転職っていうブログのタイトルは、どちらかという35歳という転職の壁(最後の転職)を意識してつけたタイトルです。でも今回の件で、本当に35歳から(ここからスタート)という意味でもいいんだなって。35歳って、平均寿命の半分にも達してないですからね!そんな体験談でした。
わたしが最もお世話になった転職エージェント→ リクルートエージェント
現在69才になりました今までは調理師を.していました。何か自分がこのままで良いのかと思い、自分の仕事がしたいと思い、ここに記入しました