役職や年収を「他人と」比較するということ

役職 給与 比較

先日、友人よりこのようなお誘いがありました。

『新居が完成したので、うちに遊びにきませんか?』

とてもうれしいお誘いで、当日は何を持っていこうか、どんな家なのかなぁ・・・なんて純粋に楽しむ自分の裏に、実はとんでもない自分が隠れている事が分かりました。

『う、うらやましい・・・、あの人は年収いくらもらっているんだろうなぁ、今買うなんてすごい決断だ』
『消費税増税でかけこみかな?』
『大きな会社のあの役職だったら、そりゃ家も買えるよな・・それに比べて自分は賃貸だし・・・』

ついつい人と比べてしまう自分

自分の今の年収、役職、企業規模、友人の年収、役職、企業規模・・・こんなものを比較したところで、何の意味もないというのは重々承知なはずで、自分の中にはそんな “小さな考え” はもうなくなったものと思っていました。

しかししかしです、突然のお誘いを受けた時、明らかにもうひとりの自分がいて、友人とがっつり比較していたのです。そしてこの気持ちは何かと自分に問うと・・・・嫉妬でした。う、うらやましいのです。

転職先を決める時によぎってしまう他人との比較

少しでも有名な企業の方が友達からのウケもいい、家族や子どもにも顔が立つ・・・そんな事を会社選びの時に考えてしまってないでしょうか?あの会社の名刺を配ったら、食いつきいいんだろうな・・・なんて想像していませんか?20代の転職の時はこういう気持ちいっぱいありましたが、今はだいぶそういう気持ちもなくなりました。

結局は自分

転職先を決める上で、自分にとって何が幸せなのか・・・そこに尽きます。わたしにとって持家の取得は、数十年のリスクと負債を抱える事なので、うらやましいとは思うけど購入はしません。大手企業のステキな役職が書いた名刺をもらっても、愚痴がハンパない友人を幸せとは思いません。名もない会社でもイキイキとしている友人を尊敬します。

わたしにとって最も幸せなのは、時間を自分の思い通りに使うこと これに尽きます。これが何よりの幸せで、上司に振り回されるのは全くうれしくありません、それで年収もらえても、全く満足しません。

でも気にはなっちゃうんですよね・・・私の年収は毎年ものすごい振れ幅ですが、昨年の年収はというと・・・20代後半にもらっていた年収に逆戻りです。えらく減ったなぁ・・・・

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2 件のコメント

  • はじめまして、たくみんと申します。
    記事の内容、何となく自分にもあると感じます。
    学生時代の友人などの年収が非常に気になりますし
    現在は自営業ですから・・・w
    以前勤めていた会社の同僚などにも胸をはって会う事も
    躊躇してしまう自分がいたりします。
    でも・・・自分自身なんですよね。
    私も少しづつそんな自分になっていたので
    何か嬉しくなりコメントしてしまいました。
    お邪魔いたしました、失礼いたします。

  • たくみんさま
    はじめまして、コメントありがとうございます!
    なんとなく同感して頂いて、うれしいです。
    ひとと比較しても何も始まらない、比較するなら自分自身の過去と現在って思います。ひとと比較しすぎて不幸になる人を、結構見てきたかもしれません。
    お暇なときはまたお立ち寄りくださいませ。

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    ABOUTこの記事をかいた人

    35歳転職限界説を突破して2回内定をGet、5つの会社を渡り歩いたジョブホッパー。人生トータルでは日系・外資系企業合わせて8回内定。ムダに転職活動経験が豊富で、転職エージェントを11社利用する。マネージャーとして面接官の経験もあるため、採用する側の論理も理解している。転職完全ガイド(晋遊舎)という本に、わたしの転職ノウハウが掲載される。