4回も転職すると、1年中いつでも転職活動しているような感じになり、季節動向にも敏感になります。年末年始に経験した転職活動をご紹介します。これらはわたしだけの話ではなく、年末年始によくある転職の話です。
目次
1.外資系企業の年末年始の転職活動は意味がない
外資系の場合、決裁者(ボス)がクリスマス前後から長期休暇を取って、本国へ帰国します。個人差はありますが、2、3週間休んだりします。そうすると決裁者が不在のため、書類選考や面接結果の回答が年明けになります。日系企業の感覚で転職活動すると、大きなギャップを感じるはずなので、この時期はオススメしません。もうひとつ、上司の帰国に便乗して、日本人も長期休暇をとるため採用がストップすることも。
2.業種によって年末年始の転職活動が無意味に
1.のように長期で休みを取ることができる業種(日系・外資に関わらず)、例えばコンサルティング会社であったり、人事だと研修を扱う会社などは、早々に休みます。一方で、年末年始が稼ぎ時の小売り系は出勤していたりしますが、逆に忙し過ぎて採用が後になることもあります。
3.年末年始という長期休暇の間に気が変わる
これは応募する側の話です。年末年始というまとまった時間で、ゆっくり転職活動をされる方もいると思います。また転職活動途中で、新年を迎えることもあると思います。家族や友人とじっくり話す中で、自分の考えが変わってしまうことがあります。嫁ブロックというコトバが流行りましたが、他人の影響を受けやすいシーズンでもあります。
4.冬のボーナスをもらって、会社を辞める人が続出する
冬のボーナスもらった直後に、辞表を提出した人が周りにいませんか?年明けに残務整理を行って、有給消化をしながら2月、3月ぐらいで退社するというプランを実行している方が多いです。わたしは、このパターンをよく使ってました。
ボーナス前に辞表を出しても、会社によってはもらえる金額に影響がないはずですが、なんとなく悪影響があるのでは・・・とわたしは思っていて、転職活動をすべて終わらせて内定をもらった状態で辞表を書き、ボーナス受け取った直後に辞表提出していました。同じような行動を取る人は多く、同僚もそうでしたし、わたしも辞表をこのタイミングで受け取ることがよくありました。
年末年始の転職あるあるをまとめてみましたが、最終的には個別企業の緊急度がすべてだと思います。青天の霹靂で、重要なポストに穴が空いたりした場合は、すぐにでも人材が欲しいわけです。頭を抱えながら、年を越す人事もいます。なので思い立ったが吉日、応募を決意したら年末年始とか関係なく、応募してみるといいと思います。年末年始がうまくいかなくても、1月から3月は求人のピークなのでそこまで見据えれば問題ありません。
わたしが最もお世話になった転職エージェント→ リクルートエージェント
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