ライフハッカーにあった「仕事で生き生きできなくなったらどうする?ドラッカーの答え」という記事が、すごくよかったのでご紹介します。そもそもは『われわれはいかに働き どう生きるべきか―――ドラッカーが語りかける毎日の心得、そしてハウツー』というダイヤモンド社の本の書評なのですが、それでも転職にすごく関連する内容です。
生き生きと働き、最前線で活躍し続けることを、もっとも重視しなければいけないということ。しかし問題は、変化が急になったことではなく、定型的な仕事が多すぎることにあるのだといいます。そのため、疲れ、飽き、眠くなっているということ。
引用元:http://www.lifehacker.jp/2017/02/170206_book_to_read.html
いわゆるルーティーンワークですが、よく考えるとそんなのばっかりだったりします。定例ミーティングが、週に何本もあったり、定例の報告書を提出したり、ミーティングのためのプレミーティングをしたりなど、月のスケジュールがほとんど定型化されてしまっているのに、習慣化していて気づかないということがあります。それは生き生きしないし、とても最前線で活躍しているつもりでも流されているだけになってしまいます。
玩具メーカーの市場調査部の部長が45歳になったときのケース。部長になって16年、環境を変えるべきタイミングだということです。そこで、「地域の病院協会の市場調査部長に転職してみてはどうか」とドラッカーは提案します。
引用元:http://www.lifehacker.jp/2017/02/170206_book_to_read.html
環境はだいぶ違うのですが、それでも使うスキルはどちらも同じとドラッカーはいったそうです。そして労働可能な年齢は上がっているのだから、危険ではないとあります。
ひとつ前の話とつながるのですが、16年も同じ環境で部長をやっていたら飽きますよね?わたしなんて3年も同じ仕事をしたら、飽きて他の仕事をやりたくなります。田舎の学生が上京すると、東京についていろいろ調べまくって吸収するのは、新しいことへの強い興味からだと思います。あの感覚というのは、新しい環境に飛び込んだから起こることであって、田舎にいたままならそこまで強い興味は持たないし、行動も起こしません。
年齢を重ねるほど、その一歩が踏み出せなくなるという気持ちもすごくよく分かります。しかし、一歩踏み出さないと泥舟にいることすら気づかないということにもなります。自分がイキイキし続けるために、環境を変えるという大切なことを思い出させてくれた書評でした。
わたしが最もお世話になった転職エージェント→ リクルートエージェント
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