世界の未来の働き方を記した衝撃の本「ワークシフト」の続編、「LIFE SHIFT(ライフ・シフト)」が10月21日に発売になりました。このブログでも、ワークシフトの中にあった「カリヨンツリー型キャリア」についてご紹介しました。
精力的に仕事に打ち込む期間と、長期休業して学業やボランティア活動に専念したり、仕事のペースを落として私生活を優先させたりする期間を交互に経験し、ジグザグ模様を描きながら仕事のエネルギーや技能を高めていくのだ。
一度離職してしまうと、社会のレールから外れてしまうという感覚をもつ会社員はまだまだ多いと思いますが、本の著者であるリンダ・グラットンさんはそういう未来ではないと前著で言っています。
ライフ・シフトとは?
わたしもこの本を今から読み始めるのですが、東洋経済オンラインの記事に先取りするカタチで紹介されています。いくつか面白いポイントがあったので、ご紹介します。
世界の企業の人事担当役員は、ロボットや人工知能、モバイル、クラウドなどのテクノロジーの進展や、柔軟性のある働き方を求める価値観の変化などを、これから4~5年の間に雇用や仕事に大きなインパクトがある要因としてあげています。
引用元:http://toyokeizai.net/articles/-/140883?page=2
これから4、5年というのは、すぐそこにある未来の話です。ところが、その発想に多くの日本人がなっていないと記事の筆者は考えているようです。テクノロジーは進化していても、働き方が旧来の昭和の時代のままであるということですね。
次々と新しいスキルが必要となるので、個人の知識やスキルを一生磨き続けるライフ・ロング・ラーニングが不可欠なこと、組織に所属しないフリーランスの働き方が増える
引用元:http://toyokeizai.net/articles/-/140883?page=2
ライフ・ロング・ラーニングという考え方が、とても面白いです。こういった勉強意欲が継続することは、高齢者の元気を促す結果になるのでは?そう考えます。また、フリーランス的な働き方を実現することで、長く働くことができる社会が企業依存ではなく、個人依存で実現する社会が来るということです。面白いです。
Amazonの目次を一部引用します、面白そうですよね。というか、すでに売れてます。
●お金(有形資産)も大事だが、見えない資産(無形資産)も大事。
●スキル、知識、仲間、評判、健康、生活、友人関係、アイデンティティ、人的ネットワーク、オープンな姿勢が大事。
●大学卒業後、すぐに就職を考えるのは危険。自分を見きわめ、選択肢を広げることを考えるべき。
●労働市場に存在する職種は、これから数十年で大きく入れ替わる。
●個人と企業の間で、産業革命に匹敵するほどの激しい争いが起きる。
●レクリエーション(余暇)ではなく、リ・クリエーション(自己の再創造)に時間を使おう。
●男女の役割分担が変わる。質の高いパートナー関係が必要になる。
●数十年単位での役割の調整が必要。高度な信頼関係と徹底した計画が不可欠。
●他の世代と一緒に生き、交流する機会がどんどん増えていく。
●教育機関=学びの提供、企業=多様な人生への対応、政府=格差への対応、という課題がこれから生じてくる。
わたしが最もお世話になった転職エージェント→ リクルートエージェント
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