プレジデントオンラインの記事「退職金を2回貰える人、貰えない人」という記事を読みました。
最初から読んでいてめまいがするようなお話で、子会社の役員のポストを貰えるのか、現役時代の半分の給料で一兵卒として働くのかという、ドロドロした内容でした。
あの人は部下の行く末も考えてくれる、あの人に付いていれば老後も安泰だぞと言われる役員がいる。その役員は有力子会社に影響力を持ち、子飼いの社員を役員で送り込む仕組みをつくっている。子会社の役員ポストを狙うにはそういう役員に近づき、気に入られるのが近道です
引用元:http://president.jp/articles/-/22027
こういうのダメです・・・
例えば、家のローンの支払いが60歳を過ぎても残るような設定にした方にとっては、こういったドロドロをも厭わないという感じかもしれません。また老後の生活の心配をして、なんとか退職金をせしめようとポスト争いに参加せざるを得ない方もいるでしょう。それも人生なので、もちろん否定はしません。
退職金をどこまで当てにするのか
わたしは退職金はなくてもいいと考えてますし、現時点ですでに退職金が入ってくる予定はゼロです。仮に数千万円が入ることが見込まれたとしても、その途中でこういったポスト争いだとか社内派閥とかに巻き込まれるのはイヤですし、そもそも昇進にも興味がないので、こういった記事を読むとイライラします。
- 退職金をもらうために、片道2時間の通勤をガマンする
- 退職金をもらうために、メンタルでやられても転職をしない
- 退職金をもらうために、パワハラ上司でもガマンする
- 退職金をもらうまで、あと13年とかカウントする
絶対に無理です。今というこの時間を楽しく過ごしたいのに、ひたすらガマンにガマンを重ねる生活なんてあり得ません。退職金に人生や仕事を縛られるような状態は、絶対に避けたいです。
以前ダイヤモンドオンラインの退職金調査で、退職金制度自体を廃止する企業が急増していて、退職金自体もどんどん減っているという記事がありました。この流れは今後も続くと予想されていて、さらに5年後10年後はひどいことになっていると思われます。
であれば、退職金や年金をあてにしない生活、いつまでも働くことができる状況を自分で作ったほうがいいかなと思っています。歳をとっても社会と接点がある人は心も体も若々しいですし、わたしもそのように歳を取りたいと思っています。
会社がイヤでイヤでしょうがない人(以前のわたしも含む)は、70歳、80歳まで働くなんてあり得ないと思いがちですが、30代、40代の人がその歳まで今と同じ仕事ができる確率はかなり低いと思います。だったら、いろんな道を自分で切り開いておいて、どれかで食べていけるように体力も気力もある今から準備しておくべきだと思います。
退職金をあてにしないと考えただけで、本当に解放感がすごいです。
わたしが最もお世話になった転職エージェント→ リクルートエージェント
コメントを残す