40歳からの冬のボーナスの使い道について考える

40代 冬のボーナス 使い道

冬のボーナスが支給され、皆さまはどういうお金の使い方を検討しているでしょうか?

アイ・ティ・リアライズ社が夏に調査したボーナスの使い道ランキングでは、次のような結果になりました。

【1位】預貯金59.8%
【2位】生活費の補てん36.5%
【3位】ローン・借金の返済22.3%
【4位】国内旅行の費用21.3%
【5位】家電、電気製品の購入12.3%
引用元:https://creco-research.com/survey201707/

堅実に預貯金と回答する方が、トップとなりました。40歳という年齢から、もうひとつ特殊要因になりそうなアンケート結果をご紹介します。大王製紙によると、

在宅介護を始めた年齢を尋ねたところ、平均は「50.9歳」となった。将来、在宅介護をするかもしれないと意識し始めた年齢は、平均「48.2歳」となっている。「思ったよりも早い年齢で在宅介護が始まったと思うか」という問いに対しては、61%が「はい」と回答した。
引用元:https://creco-research.com/survey201707/

介護が始まってしまうと、今の仕事を辞めなければならない介護離職によって収入減となってしまったり、病院代や手術代、介護施設費用等による支出増も考えられます。このデータによれば、40歳の人は8年後には介護を意識し始めて、11年後には在宅介護をする可能性が高いとも言えます。

預貯金を考えている人の中には、ご自身の老後のための蓄えや、年金の支給減を見越して貯金している人も多いと思います。もうひとつ、この親の介護による費用も、頭のどこかに入れておくといいと思います。

介護離職もリストラもそんなに差はない

介護離職アンケートにあった48歳から51歳という世代は、リストラもなんとなく頭をよぎる頃かと思います。介護離職とリストラの共通点は、自分が予想してないタイミングで起こることです。まさか自分が介護離職に、まさかリストラに合うなんて・・・そんな感じで、突然自分の身に降りかかってきます。

有効求人倍率が伸びているのにも関わらず、可処分所得は伸びていないため、消費の低迷につながっています。こういった介護離職、リストラというリスクも、消費ではなく貯金に回してしまう原因のひとつだと思います。

特に40歳を過ぎてからは、冬のボーナスの使い道を慎重にならざるを得ない環境ができているのだと思います。わたしは転職を繰り返してきましたが、だいたい冬のボーナスをきっちりもらってから辞めることが多かったです。

わたしが最もお世話になった転職エージェント→   リクルートエージェント

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ABOUTこの記事をかいた人

35歳転職限界説を突破して2回内定をGet、5つの会社を渡り歩いたジョブホッパー。人生トータルでは日系・外資系企業合わせて8回内定。ムダに転職活動経験が豊富で、転職エージェントを11社利用する。マネージャーとして面接官の経験もあるため、採用する側の論理も理解している。転職完全ガイド(晋遊舎)という本に、わたしの転職ノウハウが掲載される。