わたしはムダに転職回数が多かったせいか、年下に敬語で話す事が苦にもならないし、年上の部下や年下の上司という環境も当たり前だったので何も感じません。
何も感じないもうひとつの理由としては、自分の中にある考え方です。
「若い人から学びたい!」
というのが、常にあります。自分がどんなにITスキルを持っているつもりでも、デジタルネイティブな若者の方が詳しくて、それを素直に学びたい!って考えています。また自分にはない発想、新しいツールやトレンドなどを持っています。そこには年齢が上だからという、つまらないプライドはありません。
わたしの知り合いの50代男性は、20代の若者と積極的に交流を持っています。そこに刺激を求め、自分自身を変化させようとしています。何のためらいもなく飛び込んでいくその姿は、感動にも値します。
プライド vs 若者のスキル
35歳以上の人は、既にいろんなスキルが身についています。成功体験もたくさん積み重ねているので、自信もプライドもあります。その体験を若者に教えることもできます。ただ、自分の過去の実績や経験値という安住の地でのみ仕事をし、自分の得意分野に持ちこみがちです。若者が現在いる未開の地に踏み入れないという人が実は多いです。
また、マネージャーだから部下のいう事に耳を傾けないとか、25歳の若輩者の意見は全くあてにしないとかいう人もいます。これ、会社のヒエラルキーを取っ払って考えても、この構図は成り立つでしょうか?実は会社というヒエラルキーがあるから、役職というタイトルがあるから、プライドも自信も保たれているだけかもしれません。
わたしは医者を選ぶ時に、できれば年齢の若い人がいいと思っています。長年の経験というのも大切なのですが、いかに最新の医学をアップデートできているかというところが大切だと思っていて、安住の地でのみ診断する医者は嫌いです。
また士業と呼ばれる弁護士、司法書士、税理士などのお仕事でも、できれば “ほどほどに” 若い人がいいです。フットワークの軽さであったり、こちらも最新の情報をアップデートできているという点で若い人がいいです。ふんぞりかえって動かない人はNGです。
医者も士業も理想は年齢を重ねても、若者から情報を得ながら切磋琢磨しているベテランなんですけどね・・・・年齢に関係なく、また役職に関係なく、知らない事は知らないと言えるか、若い人から学ぶ姿勢や謙虚さがあるかってとても大切です。
こういった考え方って、何か言い方あるのかなぁ・・・と思って調べると、「リバース・メンタリング」って言うんだそうです。いくつになっても、わたしは若い人から学ぶという姿勢を持ち続けたいと思います。
わたしが最もお世話になった転職エージェント→ リクルートエージェント
コメントを残す