「ゆう活」 が話題になっていますね。政府広報オンラインページから、ロゴダウンロードしてみました。
「ゆう活なんてできるわけない」
という意見も相当数ありますが、政府がこういったキャンペーンを実施して、公務員が率先してやる事は意味があると思っています。2005年から始まったクールビズも、当初はなんだこれ?という感じでしたが、今では当たり前な世の中になっています。羽田孜元総理が半袖スーツを着たことも、流行りはしませんでしたがそれなりに意味はあったわけです。
ゆう活とは?
夏の生活スタイル変革の提案のことです(夏だけなんだ・・・と思った)
・ゆうやけ時に
・悠々とした時間が生まれる
・友人と会える。遊ぶ時間が増える
・家族で過ごす優しい時間ができる
・新しい人・モノ・ことと自分が結ばれる
引用元:http://www.gov-online.go.jp/tokusyu/u-katsu/about/index.html
週40時間労働制なので、完全週休2日制の会社の場合は1日8時間×5日という計算です。週60時間以上(1日4時間残業)働いている労働者は平成25年調査で8.8%います。先日違法残業で書類送検されたABCマートは、月100時間以上の残業をしていたわけですから、月20日稼働でも毎日5時間以上残業していたことになります。
これを取りしまった東京労働局の「過重労働撲滅特別対策班」は2015年4月から活動していて、今回が初の摘発でしたがこのインパクトは相当大きかったと思います。労務担当役員と店舗責任者が対象になったわけですから、明日は我が身と思った方も多いはずです。ブラック企業対策から設置されたこの班も、ゆう活以上のキャンペーンになっています。
ノー残業デーやゆう活をやっても変わらない個人の意識
わたしも以前いた会社でノー残業デーに加え、深夜22時以降の勤務の禁止というのがありました。
「22時過ぎましたよ~、速やかに帰宅してくださーい」
マネージャーレベルは持ち回りで見回りをするというのがあったのですが、全く帰ろうとしない社員というのは一定数いました。こんな時間に仕事しても生産性なんて上がらないのにな・・・そう思いながらも、頑張っている当人は何かに取りつかれたかのようにPCに向かってます。
家に帰りたくないとか残業代をそもそもアテにして仕事しているという輩もいました・・・昔の職場には(笑)
こういったキャンペーンや取締りがすぐに効果を示すわけではありませんが、個人の意識の中に時間をかけて浸透していくことによって、すぐには変わらなくとも労働時間は減っていくと考えます。労働人口がどんどん減っていくため、生産性がより求められる環境がもうやってきました。労働時間も人口も減るのだから、より効率的に仕事をしないといけませんね。
PCの前に座って、長々とメール打っているあの時間。仕事している風に見えますが、実は生産性上がってません・・・まずはあの時間から削減しないといけませんね。
わたしが最もお世話になった転職エージェント→ リクルートエージェント
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