あなたのキャリアは「フロー型」・「ストック型」 どっち?

フローストック

ログミー(対談を書き起こすメディア)で、Web進化論でおなじみの梅田望夫さんが面白い話をされていたので、自分の解釈も含めてご紹介します。まずはログミーの梅田さんの話から。

(略)引き受けるコンサルタントの側はその1つの問題を6カ月なり9カ月なりで解いていくと。で、また次のプロジェクトに移っていくっていうことで、僕自身は20代の後半の時に「うん、これはひょっとすると自分に合った生き方かも知れないな」という風に思ったんです。正直なところ。

つまり、例えばある鉄鋼メーカーに就職して、30年そこに勤めようみたいなキャリア構築ってあるわけですけど、そうするともう、世の中で何かいろんなことが起きていても、自分が選んだ会社や領域で、専門性をずっと30年磨いていく。その会社の中のプロになっていくとか。その2つは明らかに生き方が違うんですね。これを今日は便宜上、「フロー」と「ストック」っていう言い方をします。
引用元:http://logmi.jp/89618

さて、ご自身はどちらのタイプだと思われますか?

この対談を聞きに来たお客さんは、「フロー型」が多かったようです。ちなみにわたしも「フロー型」です。

ちょっと話はそれますが、ブログやFacebookを当てはめてみます。

Facebookは「フロー型メディア」、ブログは「ストック型メディア」です。なぜかというと、ブログはgoogleなど検索エンジンにひっかかります。書けば書くほどその可能性は高くなり、誰かの目にとまるようになる、すなわち「ストック」。一方のFacebookは友人の目にはとまるけれど、googleにはひっかからない一時的なもの、すなわち「フロー」です。

なので、Facebookにやたら投稿している友人を見ると、ブログで発信すれば?とつい言っちゃいますが、それはNGな人が多いです。ということでこの場合のわたしは「ストック型」です。

対談の結論として、この「フロー型」と「ストック型」をこのように締めくくってます。

で、フロー型の仕事をするのかストック型の仕事をするのか、人生の選択としてあるんじゃないかなっていう問題認識ですね。あとさっきも言ったように、次から次へと新しいものが出てくるという環境とキャリアの折り合いをつけるというのは難問だという認識も背景にあります。

どっちがいい悪いではなく、そう認識しておくということです。フローは新しいものに順応しているのでいいようにも見えますが、継続は力なり!と思っている人事のウケは悪い、一方でストックは一筋なのはいいけど、市場の変化に取り残される可能性もあるわけです。一長一短です。

実はこのフロー・ストックのお話は、精神科医の和田秀樹さんも論じてます。

そういうわけで、私は、これまでの、まじめな日本人に多かった「ストック人間」から「フロー人間」に変わっていけることを提言することにした。
引用元:http://www.nikkeibp.co.jp/atcl/column/15/306192/042300005/?P=5

ログミーの参加者も、和田秀樹さんも大半の日本人のイメージは「ストック」です。

和田さんはメンタル面において、「ストック」か「フロー」かという視点で論じてます。感情がストックされる=感情をため込む と病気にもなりやすいですよね。ため込むぐらいなら、まず行動!フロー人間になれと和田先生は言ってます。

いずれにせよ、自分は「フロー型キャリア」を歩むのか、「ストック型キャリア」を歩むのかを知っておくことで、プラス面もマイナス面も理解できます。これはキャリアというよりかは、それぞれの人生観みたいなものですよね。転職で悩んでいる方は、改めて自分に問いかけてみてください。わたしはフロー型キャリアと認識しているから、自分がジョブホッパーなことを許容しています。

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ABOUTこの記事をかいた人

35歳転職限界説を突破して2回内定をGet、5つの会社を渡り歩いたジョブホッパー。人生トータルでは日系・外資系企業合わせて8回内定。ムダに転職活動経験が豊富で、転職エージェントを11社利用する。マネージャーとして面接官の経験もあるため、採用する側の論理も理解している。転職完全ガイド(晋遊舎)という本に、わたしの転職ノウハウが掲載される。