Gunosy Careerから見る「ソーシャル転職」の可能性って?

ソーシャル転職

Gunosy(グノシー)をご存知でしょうか?WEB上にある無数のニュースを、自分向けにカスタマイズして選んで提案してくれるサービスで、最近だと朝まで生テレビで、堀江貴文さんが絶賛したことでも話題になりました。

FacebookやTwitterで投稿した内容、日々提案されるニュースのクリックでチューニングを繰り返して精度が上がっていくというとても面白いサービスで、わたしも最近使い始めました。

そんなGunosyが今取り組もうとして、事前登録を募集しているのが、Gunosy Careerです。キャッチコピーは、”人工知能があなたの転職をお手伝い” うーん、ステキな響きですよね?

現状の転職サイトとソーシャル転職

最近の転職サイトで多いのは、Facebookとの連携です。ボタンをポチっと押すと、Facebookの情報がインポートされて、自分の職歴の入力の手間が省けるというやつです。わたしも ブログ左側の転職サイトをお薦めしているんですが、これにはひとつ問題があります。

Facebook上には社歴(在籍期間と社名)はありますが、業務内容や職種、その会社での成果は掲載している人って少ないです。一応プロフィールのところに、プロジェクトという項目はあるのですが、フル入力している人は見た事がないです。

結局は転職サイトで職歴を再入力するので、メリットは小さいです。『あの会社に入社したの西暦何年だっけ?』って、自分の経歴を作っているときのあるあるネタが、転職サイトとFacebook連携でなくなるっていうちょっとしたメリットはありますよ。(本当にちょっとしたメリット・・・)

実際利用しているソーシャルメディアとは?

少し古いデータですが、イーキャリアが調べた2011年データだと、1位がmixi。2位は”利用していない” ということで、twitterやfacebookがあっても実際はうまく利用できていないという実状です。そして世界的にはメジャーなリンクトイン。こちらも日本の登録数が60万人とまだまだといった感じです。

イーキャリアの中途転職市場の動向調査(2011年)↓
http://www.softbankhc.co.jp/press/release/2011/20110916/130000.html

ただこのデータ、”1年以内に転職活動を始めようと考えている25-35歳の正社員” というざっくりとしたくくり方です。これがもし、エンジニア限定 というアンケートの取り方ならば、ソーシャル利用率はグンと上がるはずです。実際、自分自身をブログやtwitter、facebookで発信して、転職先の企業がキャッチ、そこから転職するというエンジニアの方はいます。(相当力をもった方ですが)

Gunosyに話を戻しますが、結局求人情報もニュースみたいなもんですよね?あれだけの転職サイトがあって、ネット上に無数の求人情報があります。正直私たちがどれだけ自分にあった求人を探せているか・・・、絶対に探しきれてないです!Gunosy Careerがどのようなレコメンドをしてくれるか、楽しみです。

煩雑な情報入力、何度も書く履歴書、エージェントとのやり取り、もうすべて必要ありません。あなたはSNSアカウントを登録するだけ。あとは人工知能が適切な会社に匿名でエントリーしてくれます。

Gunosy Careerはまだ事前登録ということで、とりあえず登録してみました。Gunosy自体は日々使っていると、どんどん自分の欲しいニュースが配信されるようにチューニングされます。わたしはGunosyアプリをスマホにインストールして、それでリコメンドニュースを読んでます。

同じ感覚で希望する仕事が、レコメンドされる・・・なんか面白いことになってきましたね!

わたしが最もお世話になった転職エージェント→   リクルートエージェント

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ABOUTこの記事をかいた人

35歳転職限界説を突破して2回内定をGet、5つの会社を渡り歩いたジョブホッパー。人生トータルでは日系・外資系企業合わせて8回内定。ムダに転職活動経験が豊富で、転職エージェントを11社利用する。マネージャーとして面接官の経験もあるため、採用する側の論理も理解している。転職完全ガイド(晋遊舎)という本に、わたしの転職ノウハウが掲載される。