転職活動中、必ずチェックしないといけない応募条件・応募資格。例えば、
- 業界経験5年以上の方
- TOEIC730点以上の方
- 要PCスキル
と書いてあって、自分が要件を満たしてない場合、多くの人は応募を見送ってしまうと思います。
「あぁ~、わたしは業界経験がないからなぁ・・」
「エクセルとかダメなんだよね~」
そういって、お気に入り求人には入れずスルーしてしまいます。
企業側はどういう気持ちで応募要件を決めているか?
わたしの部署に欠員が出て募集をかけたとき、人事にいろんなことを言いました。
- 英語はできたほうがいいです
- オフィス系のソフトは一通り使えないとだめです
- プレゼンスキルも高い方がいいです
- ポジティブで、アグレッシブな人がいいです
その結果、これらすべてが応募要件に書いてあったのです。えっ?と正直思いましたが、載ってしまったものは取り消せません。そのまま募集してもらいました。このとき、どんな思いで人事に言ったかというと、
理想とする人材のMAXな応募要件
でした。そんな人が転職市場にいるはずない、もしこんな人がいたらラッキーという条件だったのです。ここまで極端な例は少ないかもしれませんが、企業側は多少「盛って」募集をかけているのです。
35歳からの転職における応募要件の見方
35歳からの転職の場合、この応募要件はもちろん大切です。でも、結論から言うと気にせずどんどん応募すべきだとわたしは思います。応募者側が自分でダメ出しするよりも、企業側にダメ出ししてもらったほうが絶対いいです。
応募要件は全く満たしてなかったけど、履歴書や職務経歴書を見て会ってみたいと思った!というケースなんて、いくらでもあります。応募をしないこと自体、その可能性の芽を自ら摘んでいるようなものです。
なんて言っているうちに、別の候補者にその案件は取られてしまいます。ちょっとでも気になったら、即応募してみましょう。35歳以上の場合、ご自身が思っている以上に書類選考は通りませんから、ちょっと応募し過ぎたかな・・・くらいが実はちょうどいいです。
わたしもTOEICの点数が足りてない企業に応募しましたが、内定をもらいました。入社してから勉強してもらえばいいし、他の経験に興味を持ったからと言われました。
盛られた応募要件・応募資格なのですから、応募する側も「ダメ元」ぐらいの気持ちでちょうどバランスがとれますよ。
わたしが最もお世話になった転職エージェント→ リクルートエージェント