「石の上にも3年、3年は我慢」という転職観って?

石の上にも3年

我慢して働き続けることが美徳な社会

『石の上にも3年』
『継続は力なり』

日本人が好きなことわざです。確かに我慢して続けることで見えてくる事も多いのですが、わたしはこの ”我慢して時間を過ごす” という感覚が、どうも苦手です。我慢して時間を過ごすくらいなら、周りの環境を変える → 周りを変えるというのは、パワーも時間もかかる → えーい、転職だ! ってなります。

”人を変えるのは難しい、でも自分を変えるのは簡単”

自分のモットーとなっているこの言葉。このモットーに基づいて、結局転職に踏み切ります。わたしの周りはこういう考えに理解を示してくれる人が多いのでいいのですが、”我慢が美徳な” 人事担当者には、

『転職回数多くありませんか?』 『うちでもすぐ辞めちゃうんじゃないんですか?』

というあのイヤミな質問をいつも受けてしまいます。変化を楽しむ、変化を受けれる とポジティブにとってくれた面接官が、ひとりだけいました!

『わたしと同じ考えを持つ面接官もいるんだ~、ちょっとうれしいな!』

面接の時そう思いました。面接まで進んでいる場合は、”転職回数は関係ない会社だな”と思って面接に臨むので、このイヤミ質問はジャブ程度かなぁ~と考えるようにしています。転職回数を問題にするなら、書類選考で落ちてますからね。それを通すってことは、転職回数は気にしてないと判断するようにしてます。

転職先を ”隣の芝は青い” と思ってしまう

現状がブラックすぎると、転職先を必要以上に美化してしまいます。美化して、自分の現実を否定してストレス回避をする。転職先という目標を作る事で、つらい現状にリミットを設けることができます。あと何か月働けば、辞められるから、とりあえず働き続けるって。

わたしはどの会社でも、退職までのリミットを ”3年” とまずは設定します。理由は、石の上に3年ではなくて、1年目で基礎を習得して、2年目で少し応用、3年目は全力で1年をすごして成果を見る そんな目標を立てます。

いやな会社だと3年を2年に減らしますし、いい会社だと3年を4年に増やします。でも定年退職までという発想は一度もしたことがないです、同じ仕事を同じメンツと一緒に何年もやり続けるって、わたしはムリです・・・・

人生1回しかないから、いろんな仕事をしたいし、いろんな人に会いたい。いろんな刺激を受けたいっていつも思っています。こう思う人って多いはずなんですが、それでも評価されるのは、”石の上にも3年”なんですよね・・・ 

そういえば ”継続は力なり”はコロ助が言ったっぽいよね?というネタが昔はやったなぁ~

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ABOUTこの記事をかいた人

35歳転職限界説を突破して2回内定をGet、5つの会社を渡り歩いたジョブホッパー。人生トータルでは日系・外資系企業合わせて8回内定。ムダに転職活動経験が豊富で、転職エージェントを11社利用する。マネージャーとして面接官の経験もあるため、採用する側の論理も理解している。転職完全ガイド(晋遊舎)という本に、わたしの転職ノウハウが掲載される。