いわゆる転職サイトや転職エージェントを使った転職活動は一般的ですが、リファラルリクルーティングやSNSリクルーティング、動画選考など新しい採用方法もいろいろあって(呼び方が違うだけのものも)ブログでいくつかご紹介してきました。今日も面白いと思った採用方法2つを、ご紹介します。
面白法人カヤックのエゴサーチ採用
応募者は名前、ブログ、作品名などを通して自身をアピールでき、かつ検索で一番上にくるワードがあれば、履歴書を書かずにエントリーできる。その大胆で斬新な手法はネット上で話題となり、またたく間に拡散。同社は応募促進に成功し、募集開始3日間で712人が応募、6人が内定した。
引用元:http://japan.cnet.com/sp/codeaward/35093501/
この採用方法、今の段階ではえっ!って思いますが、これから20年の間に意外とスタンダードになるのでは?と思いました。というのも、以前ご紹介した厚労省発表の「働き方の未来2035」にあるとおり、個人と企業は対等に契約を結ぶようなカタチになっていくと思ってます。個人の実績は働いてきた会社や役職名ではなく、しっかり活動していれば自然とネットに表示されますよね?
セルフブランディング、SNSやブログを使った発信など個人で何かしらの活動をしていれば、それはネットに現れます。それを採用に活用しようと考えたカヤックは面白いですね。会社員であっても、自分の活動がネットで調べられるという発想で生活していくと、時代が急に変化しても対応できるよな・・・そう思いました。
DMMの高卒向けアカデミー
異質なものが好きでね。業種だけでなく働く人も。学歴でも最近ではハーバードや東大などエリートが増えたけど、オレは専門学校中退で、幹部連中も高卒のたたき上げが多い 外国人もアメリカなど先進国だけじゃなく、中国系やアフリカ系の人たちを積極的に雇ってる。LGBTも増えてるし、気合いの体育会系もいれば、プログラミングばかりやっているオタクもいる。 いろんなキャラのヤツらが交じり合いながら、一緒に仕事をしている。「いろいろいたほうが面白い」というのが実感としてあるからね。ついでに、いろんな学校があってもいいよね。
引用元:http://bylines.news.yahoo.co.jp/yuasamakoto/20170116-00066029/
奨学金返済で苦しむ大学生の話を聞いて、躊躇している高校生もいるだろうとDMM亀山会長は言ってます。DMM高卒アカデミーは働きながら学んで、月収30万円を出すんだそう。給料払う以上は、学生気分で来てほしくないと記事にはあります。18歳から22歳まではOKで、大学中退、高専卒が応募資格に含まれるのだそう。
ホリエモンもよく大学はいらないと言ってます、こちらのほうが実践的で面白いと思います。
いわゆる大卒を採用しておけば、ある一定の教育レベルに達しているから大丈夫だろう的な安易な発想では、この変化の激しい時代においてビジネスも成長しなくなっているのだろうと感じます。何か面白いことを考えたり、それを実行する力というのは、大学名や学歴で判断できるものではなく、その人自身だったりします。しかし、採用する方もなんらかの説明材料が必要で、そのためには学歴や社歴がある程度しっかりしていた方が説明しやすいので、それで採用してしまいます。でもその後パフォーマンスを残しているかどうかはよくわからなくて、一方で経営者たちは横一線の人材に頭を悩ませ、何か新しい発想、何か違う人材や刺激を求めているのだろう、そう思います・・・なぜかワクワクしますね、こういう採用方法は。
わたしが最もお世話になった転職エージェント→ リクルートエージェント
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