ある日、社内でスクリーンに映し出されたGmailの受信トレイを見て、びっくりしました。
受信トレイ(198)
??
「198通の未読メールって、この人仕事してる??」
誰も声に出しませんでしたが、その場にいた社員たちは同じ事を考えたはずです。一方で大量のメールに埋もれて、疲れ切ってしまっている人も多く、
「俺もだ!わたしもだ!」
と感じた人も多いはずです。
役職が上になるほど、メール地獄はひどくなる
役職が上になればなるほど、宛先に指定されることが多くなります。管理職のメールボックスは地獄で、上下左右から飛んできます。あまりにメールが多すぎて、「仕事をしているのか、メールを処理しているだけなのか?」 分からなくなる状況に陥ります。タッチタイピングが苦手な方は、メール作成に時間がかかるため、それを補うためにこんな手を使います。
「了解しました!」
たくさんのメールを処理するためには、とりあえずメールを読んで理解する。返事は最低限にして、入力時間を削減するという事をしている人がいます。ぶっきらぼう と思われるこの返事ですが、業務時間の確保のためだと考えてください(笑)
宛先㏄という正義
「メールで連絡しましたよね!」
宛先㏄を使って連絡することで、「わたしはきちんと連絡しました!」 と正義感たっぷりにアピールする人がいます。報連相は社会人のキホン!と言いたげなんですが、
「自己防衛のための㏄」
が本当に多いんです。上司に連絡をしないといけない!忘れるわけにいかない! だからすべてのメールに㏄を入れておけば、自分自身にはミスはないという自己防衛です。
管理職側も「見逃すまい!」とばかり、フォルダをめちゃくちゃ細かく分割して頑張ります。この不毛なメール戦争、いったい何なの?
もちろん仕事をしているわけですが、会社に行って3割はメールしてた・・・みたいなことってありませんか?文面って言葉と違って、誤解を招いたりもします。怒らせたつもりもないのに、メールを見て怒ったりすることもあります。
怒らせたから今度は実際に会って、話を聞く・・・いったい何しに会社に行ってるの? 仕事をしている感を醸し出す事ができるメール作業ですが、実際はクリエイティブな仕事はできてないですし、何を生んでいるのかよく分かりませんよね。
わたしが最もお世話になった転職エージェント→ リクルートエージェント
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