先日、転職エージェント・ワークポート の担当者の方と会った記事を書きましたが、今日はその中で特に面白い!と思ったお話です。何が面白いかというと、
「日本における転職エージェントの利用率」
について初めて聞きました。転職エージェントを11社も利用したエージェントマニアなわたしも、こういった日本全体のお話を耳にしたことがありません。どんなことになっているかというと、
・日本で転職する人の数は、年間で300万人~350万人
・この中で ”転職エージェントを利用した人の割合” はわずか3%
・一方、海外での転職エージェントを利用した人の割合は25%
3%って9万人ですから、これかなり少ないですよね。ハローワーク、転職サイト、求人誌、コネなどの手段がありますが、97%の人はこっちですから、エージェントの知名度がまだまだです。
転職エージェントの知名度って低いよなぁ~ と思える体験談が自分にもありました。
転職エージェントを知っている会社、知らない会社
今まで5つの会社で勤務しましたが、3つは転職エージェントが当たり前という文化の会社で、2つは何それ?という文化の会社でした。何それ?の会社はというと、
「転職エージェントって、いくらかかるの?」
「なんとなく不安なんだけどー、それ」
「ヘッドハンティングでしょ、それ」
周りにこういう人ばかりだったので、「転職エージェントに相談すれば無料で転職できるし、ラクだよ」 と話したこともあるのですが、プロパーベテラン社員が多いんですよね、こういう会社は。その人にこの説明をすると、
「へぇ~、そういうのあるんだねー」
以上、終了です。一方、外資系の会社とかコンサルティング系の会社、IT関係なんかは人材が特に流動しているので、
「どこのエージェント使って、転職してきたの?リクエー?」
という質問を最初からしたりします。さらに、
「あそこのエージェントの担当って、どんな感じ?」
と、将来自分が転職するための情報収集をすることもあるくらいです。いくらかかるの?とはえらいレベルが違います。
日本での転職エージェントの歴史
これも初耳だったのですが、1987年にリクルート人材センターの分社化が日本の転職エージェントのスタートなんだそうです。ということは、日本のエージェントの歴史ってたかだか27年なんですね。
ビジネス自体が新しいからまだエージェント市場は浸透してないというのもありますが、先日ネットで話題になった「日本人は生え抜き好き」 というのが、根本にはありそうですよね。要はエージェントであれ転職サイトであれ転職には、まだまだ抵抗があるということです。
わたしが最もお世話になった転職エージェント→ リクルートエージェント
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