ちきりんさんのブログで、ものすごく共感したエントリがあったのでご紹介します。そのタイトルは
『将来有望な将来有望な若者の将来価値を毀損する、大きなワナ 』
一部引用しますと、
というわけで今日のお話は、「やった!頑張った甲斐があって、就活もうまく乗り切れた!」とか、「まあ、オレのスペックならちゃんと大企業&大組織に入れるのも当然だけどね。」とか言ってる人は、実は「完全に周回遅れです」みたいな場所で人生最初の「働く訓練」を受けることがどれだけ自分の将来価値を毀損する可能性があるか、よーく考えてみたほうがいいんじゃないか、ってことなのでした。
で私も以前、切り口や視点は全く違えど、どこか共通する部分のあるブログを書いたことがあります。私の場合、今まで転職してきた会社を大小で表現するならば
零細企業 ⇒ 大企業 ⇒ 大企業 ⇒ 超零細企業(現在)
それぞれを対比するような感じで、箇条書きすると
<零細企業>
・人数が少ないので、ひとりあたりの仕事の役割が多い
・大企業でいう『他部署』という感覚がなく、他部署の仕事も意識して仕事ができる
・真っ白なキャンバス状態の業務も多く、自らがそこに何かしら絵をかかなくてはいけない
・給料が安い、社内的な人脈にも限りがある
<大企業>
・人数が多いので、ひとりの仕事の役割が細分化されている
・『部署』という意識が強い、もっぱら部署間調整に忙殺される
・真っ白なキャンバス状態は見当たらず、どちらかというと修正や改善が多い
・給料は高い、人も多いので振る舞い方によっては、よい人脈に出会える
私は転職回数が多いといわれるほうなので(自分では気にしてないけど、”普通”の人事は気にするので)、それでもちきりんさんの言うところ”周回遅れ”に巻き込まれることはありませんでした。
今いる会社は大企業の中の子会社なので、大企業の方と仕事する事が多いのですが、ちきりんさんの言う『自分の将来性を毀損する可能性』を既に実行してしまった方の多いこと、多いこと・・・・
私がいた大企業って例えば新卒がゼロとか、ちょっと特殊だったので今のような完全なるタコつぼ化された会社を味わうことがなかったのでびっくりする毎日です。
給料は減ってしまったけど、大企業に悪く染まっている という人を、冷静に判断できる人間でいられてよかったなぁと思う、今日このごろでした~ もちろんびっくりするぐらい優秀な人を大企業では見つける事ができるので、そこはいいなあと思ったりもします。
わたしが最もお世話になった転職エージェント→ リクルートエージェント
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