同業他社(競合会社・ライバル会社)への転職と聞くと、
- 技術流出や、情報漏えいとかあるから、同業他社へ転職はダメ
- 誓約書にサインしたし、ライバル会社へ転職はNG
- 職業選択の自由が憲法上認められているから、同業他社への転職を制限自体が問題
リスキーと思われがちな同業他社への転職ですが、リスクを冒すだけのメリットもあります。
同業他社への転職はリスクもあるが、見返りもある
リスキーなのはあくまで、今在籍している会社のはなしです。
一方のライバル会社は、もっとも欲しい人材・のどから手が出るほど欲しい人材は同業他社にいると思ってます。あなたのその経験、スキル、技術力、人脈、すべてをどんなにお金を使っても手に入れたい!そう考えています。
今いる会社に対してのリスクは、普通の転職と違って最大かもしれません。でも得られるリターン(給与)であったり、もっとも必要とされているのは、どう考えても同業他社です。リスクさえ乗り越えれば、ライバル(競合)への転職というのは、実はもっとも成功確率の高い転職とも言えます。
「合法的な」同業他社への転職体験談
役員からの依頼で、わたしはAさんに会う事になりました。役員からはホントに会うだけということだったので、Aさんが所属する会社の紹介(営業)トークを聞いて、1時間程度で終了。12月の寒い時期でした。
年が明けて会社に行ってみると、斜め前の席に中途採用の方が来てました。新人さんということで、新年早々の挨拶周りをされていて、新年早々フレッシュでいいなぁ~って思っていると、
そうです、まさかのAさんとの1ヶ月ぶりの再会です。この時Aさんも事情を話してはくれず、役員のところへ事情を聴きに行こうかとも思いましたが、それもできず・・・誰にも言えず悶々としてました。半年ぐらい経過したころでしょうか?Aさんからいきなり声をかけられまして
同業他社へ転職するために、1社ダミーの転職をかましてから転職する。Aさんはそのダミー転職はわずか半年間しか在籍していません。おそらくこの転職で最もびっくりしているのは、ダミー転職先の会社の人たちです。
これは合法といえば合法なので、誓約書や守秘義務などが気になってしょうがない人は、こういった方法もあります。これは身近にあった特殊例ですが、世の中の大半の人は同業他社への転職を、そんなに気にする必要はないです。
1人がいなくなって会社が傾いたり、技術流出が起きて、市場シェアがひっくり返ったとかいうレベルの人って、そうはいませんからね。職業選択の自由の方が強いので、あまり気にすることはないです。そこを気にせず転職した方は、ものすごいリターンを手に入れることになります。
あとは円満退社しておけば、たとえ同業他社へ行っても何か言われる確率は減ります。そして1人そういう成功者が同業他社へ転職すると、その人物がとても魅力的ならば、引き抜きが起きます。そのまま部署毎、ライバル会社にできちゃったっていうのも、わたしはいくつか見ました。人生いろいろです。
リスクを回避する!競合会社への円満転職実現テク(リクナビNEXT)
わたしが最もお世話になった転職エージェント→ リクルートエージェント