評論家の常見陽平さんが、YouTubeを就職活動に活用する方法を提案されていました。
自分の模擬面接をYouTubeにアップし、友人だけに限定公開し、アドバイスをもらうという技があります。就活時期で忙しく、会えなくても互いにアドバイスができるというわけです。Skypeを活用しリアルタイムでやるという手もありますが、YouTubeの場合だと録画した映像がアップされるので、時間のあるときに見てもらい、アドバイスをしてもらうということが可能になります。
引用元:https://www.s-shiori.com/con3/archives/2015/02/2015—youtube–.html
常見さん曰く、1人模擬面接をして、自撮り動画でチェックすると面接力はメキメキ上がるそうです。グループで動画撮影して面接の様子をチェックするのも、いいようです。以前と違って、スマホを使えば自撮り動画の撮影なんて簡単に、しかもキレイに撮ることが出来る時代です。
転職の場合は、仲のいい同僚にすら伝えずコソコソ転職活動する人も多いので、グループは厳しいかもしれませんが、自撮りで動画をチェックして面接に挑むという方法は、かなり有効だと思います。
変なクビの動きをする人であったり、「えっとー」がやたらと会話の中に出てくる人とか、意外と自分のクセは分からないモノ。それを自撮り動画でチェックすることで、修正が可能になります。
エントリームービーの提出を求める企業も現れる
エントリーシートならぬ、エントリームービーというのがあるそうです。いわゆる動画版の書類ですね。日経HRLaboさんの記事で、このような説明がありました。
学生がスマートフォンを使って自己PRなどを動画で撮影し、企業に送信するというものです。動画を使えば、文字情報であるESでは伝えきれない雰囲気などを企業にアピールすることができます。企業によって質問内容や撮影秒数は様々ですが、「自己PR」や「学生時代に頑張ったこと」などを1分弱ぐらいで伝えるというケースが多いです。
引用元:https://labo.nikkeihr.co.jp/contents/howto/entry-movie_01/
常見さんの話同様、就活の話ですが、転職も同じ人事が担当してますから、転職の世界にも「エントリームービー」があってもおかしくはないです。
履歴書の写真だけだと、話し方も雰囲気も伝わりません。履歴書チェックの2割の時間を「写真」に費やすという研究結果があるくらいですから、その人の見た目というのはかなり大切です。わずか1分の動画でも、動きや表情は大きな判断材料になりますよね?
転職の世界って、実はあまり進歩がないとわたしは思います。SNS転職も増えてきましたが、主流は転職サイトにエントリーしたり、転職エージェントに登録したりという大きな流れは変わっていません。新卒の一括採用を止めようという話もあったりもしますが、ほとんどは従来どおりです。
エントリームービーもちょっと先の話かもしれませんが、もし普段からYouTubeなど動画を使った活動をされている方は、人事へのアピールポイントとして使ってみると差別化できるかもしれません。他の候補者がやってないことをやるのも、面接の戦略になりますからね。
わたしが最もお世話になった転職エージェント→ リクルートエージェント
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