キャリコネで、こんなタイトルの記事が話題になりました。
「ウチの会社で使い物にならなかった部下たちが、なぜか転職先の「大企業や役所」で長続きしている… なんでそうなるの?」
面白いのは、中小企業から大企業へステップアップした人がうまくいくというケースだということです。よく見かけるコラムは、大企業から中小企業へ転職するも、中小企業の独特のやり方に馴染めずに苦労するというものですが、この話は全く逆でした。そもそも、優秀な社員を使いこなせる周りの環境がないということも原因のひとつだったようですが、こういった話は至るところで起きていると思います。
「会社の相性」はめちゃめちゃある
わたしは5つの会社で働いた経験がありますが、相性がいいなぁと思えた会社は3つです。残り2つは本当に水と油の関係で、全く溶け込むことができませんでした。会社だけでなく、部署の相性というものあり、ミスマッチのまま働いている方は相当数います。ジョブローテーションで他部署にいった方が、輝いているなんていう例もよく見かけます。
自分の能力が生かせる環境かどうかという要素は重要なのですが、正直入ってみないと分からない部分です。しかも相性がいい悪いという判断も、入社して1年くらい経たないと分からないこともあります。
「自分はできない、使えない」
と落ち込んでいる人は、このことを意識してみてもいいと思います。
本当に同僚や上司というのは、ニュートラルに判断できない生き物です。その会社が作った雰囲気や、周りがいう話を真に受けて、そのまま評価に反映させたりするのです。そんなことはないと表面上言っていても、飲み屋で話した印象はなんとなく覚えていたりするもので、完全に消し去ることはできません。
自分に合った輝ける場所が、どこかに必ずあるはずです。使えないとか言われても、その会社が、その上司との相性が合わなかっただけということは、本当によくあることです。なのに、悩んで命を落としてしまったり、ウツになってしまうなんて、もったいないです。
環境が変わっただけで、イキイキすることはよくあります。だから、仕事で悩んでいる人は、転職を考えたり、他の会社の様子を聞いてみたりして、自分で環境を変えるよう努力してみてください。
わたしが最もお世話になった転職エージェント→ リクルートエージェント
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