35歳以上の転職が活況なのは、使える40代が増えているから

ダイヤモンドオンラインの記事で、株式会社クライス・アンド・カンパニー代表取締役の丸山貴宏さんの「35歳以上の転職市場がここへ来て活況な3つの理由」が、すごく面白かったので取り上げます。

こういった記事を取り上げるときに参考にするデータが、DODAです。この記事は、リクルートエージェント、JAC Recruitment(ジェイ エイ シー リクルートメント)、インテリジェンスの大手転職エージェント3社のデータを使った考察で、信頼度がさらにアップしています。今後、私もこのデータでトラッキングしようと思いました。

もうひとつ面白いと思ったのが、丸山さんが挙げる35歳からの転職が活況な3つの理由が具体的でリアルだったからです。転職が増加している理由として、

1.ベンチャーブームで若い社長が多く、重鎮となる35歳以上のニーズがある
2.40代のプレイングマネージャーの増加
3.年下の上司への抵抗感がなくなっている
引用元:http://diamond.jp/articles/-/104696?page=3

1.に関して、わたしの周りにいい例がないので、なるほどと思っただけですが、2と3は実感ありです。特に2に関しては、以前と違ってただ管理していればいいという管理職が減っているように思います。何歳になっても現役であり、現場感を知っている人が多いのです。丸山さんの記事には、今の40代は使えるという表現があり、部下と同じようなノルマをこなしながら、マネジメント能力もあると書いてあります・・・たしかに!

大変な時代になったと思いますが、逆にプレイングマネージャー的な仕事をしてない40代は今後ニーズがないことになります。(超大企業だけのニーズかも)35歳以上になると、マネジメント経験があったほうがいいと言われますが、それだけではダメな時代の到来・・・すごいです。

「40歳を過ぎたらあまり転職先はないですよね。だからこの辺で長く勤められる会社に入って真面目に頑張りたい」という考えがあります。 しかしここまで述べてきたように、転職市場では40代でもガンガンチャレンジできる環境が生まれています。だから、別にそんなことは考えなくてよいでしょう。
引用元:http://diamond.jp/articles/-/104696?page=3

35歳転職限界説の崩壊ネタはよくニュースになっていますが、こちらの記事はリアルで納得できるものでした。大変だけど、転職限界説の上限はアップしています。年齢で転職を諦める時代は、終わりを迎えるのかもしれませんね。

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ABOUTこの記事をかいた人

35歳転職限界説を突破して2回内定をGet、5つの会社を渡り歩いたジョブホッパー。人生トータルでは日系・外資系企業合わせて8回内定。ムダに転職活動経験が豊富で、転職エージェントを11社利用する。マネージャーとして面接官の経験もあるため、採用する側の論理も理解している。転職完全ガイド(晋遊舎)という本に、わたしの転職ノウハウが掲載される。