「今日の面接、すごく手応えがあっていい感じだった」と思っていても、不合格になるケースもあります。
一方で、「完全に失敗した。面接で、言いたいことの半分も言えなかった」と思っていても、内定をもらえることもあります。面接での手応えのあるなし、面接官の考えなど、わたしが体験した4パターンをご紹介します。
目次
自分の手応えよりも面接官の目線で考える
自分の言いたいことを伝えれば、内定がもらえるわけではありません。
合否判定を出す面接官の立場で、考えてみましょう。暗記して臨んだ自己PRをすべて言い切ったとしても、面接官にとってはtoo muchな可能性もあります。
志望動機やキャリアプランをスラスラと言えて手応えありと思うほうが間違いで、面接官が求める、面接官に刺さる回答をしていないと、実力を発揮したところでなんの意味もありません。自分目線の面接の手応えは、全くあてになりません。
最終面接は形式的なものですというワナ
一次面接、二次面接と通過して、最終面接になりました。
人事からは「形式的なものなので安心してください」と言われることもありますが、役員の質問は緩いなんて思っていると、とんでもない目に会うことがあります。
一次面接の人事が割とラクで、すぐ最終役員面接に進んだ経験があります。形式的な最終面接ばかりしてきたわたしは、その感じのまま役員面接に行ったら、一次面接以上の激しい質問に会い、内定はもらえませんでした。
一次、二次面接の手応えは、あくまでその時だけです。その効果が最終面接まで持続しないものと思って、緊張感をもって対応すべきです。
雑談面接で手応えを感じたとしても
志望動機や転職理由などありきたりな質問でなく、中には雑談を楽しむ面接官もいます。グッと距離が近づいた感じがして、面接の手応えありと勘違いしてしまうことがありますが、必ずしもそうではありません。芸人さんがネタとフリートークで笑いのスキルが違うように、応募者もフリートークで人柄や地頭のよさを見ていることがあります。
フレンドリーだからといって、勝手に手応えを感じていても面接合格とはなりません。
面接手応えなし、でも内定
人事や面接に登場するような方々は、比較的まともな人が多いです。
というのも、応募者は面接が終わった瞬間から一消費者になることがあり、下手なことを言うと、企業イメージに傷がつくからです。とはいえ、中にはぶっきらぼうな方もいますし、なぜかポーカーフェイスな面接官もいます。
こんな面接のときほど、応募者は空回りしてしまいます。ところが、面接に合格していたり、内定をもらうこともあります。
すべてにおいて面接官がどう感じたかなので、あまり自分の手応えというものはあてになりません。果報は寝て待てと言いますが、面接が終わったら一喜一憂せず、結果を待ちましょう。
わたしが最もお世話になった転職エージェント→ リクルートエージェント
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