皆さんもビジネスシーンで、しょっちゅうプレゼンの機会があるかと思います。100人や1000人というたくさんの観衆だけではない、1対1や1対5でも立派なプレゼンです。企画提案や営業プレゼンが、なかなかうまくいかないと悩んでいる方も多いことでしょう。
この本を書いたのは、マイクロソフトのエバンジェリスト、西脇資哲(にしわきもとあき)さん。年間250回、2万人の観衆の前でプレゼンしたそうです。今までプレゼンの本をたくさん買って勉強したのですが、どうやらこの本が一番しっくりくることが読んでみて分かりました。
なぜ池上彰のプレゼンを手本にして、孫正義はダメなのか
本を読んでとても納得したのですが、池上彰さんは視線誘導がうまいのだそう。一方、孫正義さんやスティーブ・ジョブズは、人物がカリスマ過ぎて、それだけで注目を集めてしまう・・・なるほど。さらにTEDを見て、すごいプレゼンだなぁと思うのも、編集等で視線誘導されているからという話がとても新鮮でした。
TEDを見てマネをしようと思っても、あの視線には会場にいては絶対にならないわけですね・・・勉強になりました。他にもとにかく「よそ見」の要素になるものを排除せよ!と本にはあります。プレゼン資料の誤字脱字は、聞き手の集中力を削ぐ要因になるし、手元資料は配布しないほうがいいそう。すべてが納得です。
それ以外にもプレゼンのストーリー、身振り手振り、接続詞の大切さなどなど、どれも他のプレゼンの本ではあまり扱わない内容で、それでいて再現性が高い本だと思いました。おそらくこの通りやったら、うまいプレゼンができると思うのですが、最終的には場数をこなすことが大切だと思います。
これらだけでも十分衝撃的な内容だったのですが、わたしが一番驚いたのが30対70の法則です。冒頭でいきなり本題にどうしても入りたくなるのですが、それをかなりの時間やらないというところが、目からウロコでした。そこまで本題以外の話でわたしはひっぱれるだろうか・・・正直そう思いましたが、徹底してあることをしないといけないそうです。
この本も実は孫正義さん的なところがありますよね、なぜならマイクロソフトのエバンジェリストというだけで注目が集まってますから(笑)
わたしが最もお世話になった転職エージェント→ リクルートエージェント
コメントを残す