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転職直後はいつもつらい
今まで5つの会社で働き、少なくとも4回は転職後つらいと思いました。新卒で入社した会社を除いてカウントしてますが、要は毎回転職後につらい・・・と感じます。
特に20代中盤で経験した1回目の転職は最も緊張しましたし、転職後つらい・・・と強く思いました。中小企業から、大企業への転職で私はやっていけるのか、とてもとても不安でした。しかし、2回、3回と転職していくにつれ、この転職直後の緊張感というのは薄れます。そうです、慣れです。
転職直後は業務が分からない不安、また認められたいという一心で頑張ります。でも振り返ると、実は時間が解決してくれることが多いのです。前は転職直後に知恵熱みたいになって風邪ひいたりしてましたが、歳を重ねることで脱力を覚えました。転職直後から、すべてできる人なんていないのです。
転職直後の辛さやとまどいは会社の文化
たかが電話でも、ダイヤルイン(1人1回線)の会社もあれば、島全体がリンリンとなる会社もあります。新人だから電話を取らなきゃいけないのか・・など、どうでもいい事が気になります。またランチ仲間がいなくて寂しいという人もいるでしょう。しかし、一番とまどうのは企業文化や企業風土です。
私はコンサルティング業界に身を置いたことがありますが、ここはまさに個性と個性のぶつかりあい。みんなが自分が自分が・・・・と前に出てきます。まったりメーカーにいた自分は、和をもってよしとする文化だったので、あまりの違いに衝撃を受けました。
転職直後は、企業風土をつかめません。数か月経過して、いいところや悪いところなどなんとなく企業風土が見えてきます。以前はその企業に染まるべく、自分が順応し対応していましたが、今は ”自分は自分” という気持ちが強いです。染まってしまうと、一般的には間違えている事も、正しいと思ってしまいます。あくまで、自分は自分です。あまり周りを意識しすぎると大変です。
飲みに行ったりするうちに、本音が分かり風土がしみついてきます。転職直後はこれを大変と思う方も多いのですが、人間は変化に対して恐怖を覚える生き物なので、辛い・・・と思うのは普通です。ただ変化についていけてないだけで、どんな人だって時間が経てば変化を変化と思わない時期が来ます。
転職時にこだわっていたもの
転職時にあれだけこだわった条件(残業時間、休日、給与など)は、働いているうちに忘れていきます。転職時の条件へのこだわりというのは、時間が経過するとどうでもいいものに見えてきます。
働き始めると、転職の時にこだわった条件たちよりも、仕事の内容、人間関係といったところが重要に必ずなります。転職活動中の自分を、冷静に見ることができるのがこの転職直後につらいと思っている時期です。お金が重要なのか、仕事の内容が重要なのか、次の転職の時のために自分で振り返ってみてください。
わたしは入社直後でも、次の転職はなんとなく考えるようにしています。入ったら3年は頑張らないといけないという人もいますが、3年もの時間をムダに過ごすほうがもったいないです。また次の転職先を探せばいいや!という気持ちをもって、辛い気持ちを逃がしてもいいでしょう。
今なら分かる!「転職口コミサイト」の意味
入社後に転職口コミサイトで、自分が入社した実感とネットの口コミを比較してみてください。転職活動中にあれだけ調べた口コミの意味が、今なら理解できます。あの口コミは本当だったんだ、いい事しか書いてない!感じるものがあります。
次の転職に生かすためにも、自分の体感と口コミの温度差をチェックしてみてください。会社に慣れてしまうと温度差が感じられなくなるので、転職直後悩んでいる時期のチェックがいいです。
転職後辛いと思っている人へ
転職直後は慣れない事も多くつらい・・・誰もがそうです。ほとんどの場合、時間が解決してくれます。さらに今悩んでいる事は、将来はプラスにしかなりません。転職直後のつらい今、めちゃめちゃ成長しているんです!染まり過ぎず、あせらず、時間が過ぎるのを待っていると、光が見えてきます。
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